2012 鹿児島キャンプ
2012 鹿児島キャンプ2日目(2月3日)
鹿児島キャンプ2日目。
朝は氷点下の冷え込みとなりました。
さぁ、2日目がスタートです!
朝7時から全員で散歩&ストレッチで目を覚まして朝食へ。
そして、9時30分からトレーニングスタートです。
黙々とウォーミングアップをする選手たち
ランニング、ストレッチの後、ボールを使ってウォーミングアップ。
ドリブルやジャンプを入れ、少しずつ体を温めます。
ただし、寒さもあってか、選手たちのテンションは一向に上がらず・・・。
なかでも朴選手は余裕のランニング!
テンションが上がらない理由は、ウォーミングアップ後に待ち受けていたコンディショニング走のためでした。
これは、通常オフ明けにそれぞれのコンディションをチェックするために行われるもの。
ハートレートモニターをつけ、脈拍を測りながら、ピッチを2周。
1周70秒の設定で走ります。始動日に同様のメニューを行ってから約10日経ちましたが、どの選手も脈の上がり方、戻り方がよくなっており、コンディションが上がってきている事が分かります。
小川選手と岩波選手
続いてサッカーサーキット。
用意された6種目をそれぞれローテーションでこなしていきます。
こちらは、細かいステップを踏んだ後、和田監督から出されるボールに反応し、1対1でゴールを狙うというメニュー。
普段は攻撃の小川選手が、普段は守備の岩波選手に対して守備をするシーンも。
ミニハードルを跳ぶ大久保選手と田中選手
次は、同様の形で2対1。
コンディショニング走が終わり、サーキットに入ると選手たちのテンションも徐々にアップ。
各方面から、大きな声が聞こえるようになってきました。
やっぱりボールを使ったトレーニングは楽しいみたいです。
チームに合流した伊野波選手
午前のトレーニングは約1時間30分で終了。
宿舎に戻り、昼食、休憩を取って午後のトレーニングへ。
昨日加入を発表した伊野波雅彦選手が早速合流です。
練習前の挨拶では「優勝しましょう!そのために団結して頑張りましょう」と力強く宣言。
今日は部分合流でしたが、明日からフルメニューに参加する予定です。
激しく競り合う大久保選手と羽田選手、朴選手
午後のトレーニングは、ボールを使ったウォーミングアップから3対2を実施。
狭いスペースで激しくボールを奪い合う選手たちを、地元の観客の皆さんも食い入るように見つめていました。
攻撃を仕掛ける野沢選手。そこにプレッシャーをかけるのは三原選手
続いて11対11の実戦形式へ。
今日は守備に重点を置き、連動、行く時と行かない時のタイミングなど、細かい確認を行います。
「うちの良さである前線からのプレッシャーは健在だけど、やっぱり無理な時でも行ってしまう。そういう部分を少しずつ余裕を持って出来るようになれば」と和田監督。
今までの良さは残しつつ、新たなサッカーへのチャレンジです。
和田監督に橋本選手が質問!それに丁寧に答える和田監督
プレーが止まると、選手同士で声を掛け合い、連携の確認を行う姿が目立ちます。
特に新加入選手は、今までやってきたやり方と違う部分もあるらしく、積極的に声を出して確認作業を行っていました。
「鹿児島は高校時代の3年間しか住んでいなかったけど、思い出の地。ここで再スタート出来ることを嬉しく思う」と話した伊野波選手。
練習終了間際には再び小雪がちらつき、底冷えの寒さとなりましたが、約1時間半でトレーニング終了。
地元鹿児島実業高校出身ということもあり、伊野波選手は、早速地元テレビ局のインタビューを受けました。