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2021沖縄トレーニングキャンプ

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DAY 3 2月6日(土) 裏を取る動きとゴールへの意識づけ

みなさま、こんばんは。キャンプ3日目の夜にこのレポートを書いています。昨日に引き続き2部練習となった一日を振り返ってみたいと思います。

今朝もビーチではリフティングをする選手の姿が。伊藤選手、前川選手、古橋選手、安井選手、山川選手の計5名のメンバー。キックをミスしてミニボールが海の方に転がってしまうと濡れてしまうので、ダッシュで取りに行かないといけなくなります。あわやというところで山川選手や古橋選手が抑えるという場面がありました。古橋選手はやはり砂浜でも俊足でしたが、2度ボールが海につかり、一度は海に入らざるを得ない状況となり、ランニングシューズを濡らしながら海へと入っていました。今年初めての海は「つめたーい」との感想でした。酒井選手も昨日と変わらず、ランニングしにビーチに顔を出していました。

午前の練習は、バスの出発時間を二つに分けて移動。通常、通訳は担当の選手と行動を共にするのですが、サンペール選手が先発組のバスに乗っていたのにスペイン語通訳のサンティさんは、後発組のバスから降りてきていました。どうしたのかと話を聞くと、本人曰く、後発組のバスに乗るとサンペール選手に聞いていたのですが、うまく裏をかかれてしまったとのことでした。サンペール選手はやはり日常から裏を狙っているみたいです。やはり日頃からの意識づけが違いを生み出すためには大切なのかもしれません(笑)。

練習はというと、冒頭に三浦監督から「午後練習で紅白戦を行うため、午前は全体的に軽めにする」と選手に伝えられました。そのため1時間ほどの短い時間の練習となりましたが、ゲーム形式のトレーニングも行われるなど、メリハリのある練習が行われました。

ウォーミングアップにドリブルを交えたり、テンポを変えたりしながらのパスメニューを行い、次にラダーを使って細かいステップの確認を行っていました。

その後、センターサークルに沿って選手が並んで円を作り、その内側に鬼役の選手が3名入った大きなボール回し。50回パスを通すことを目指し、非常にリラックスした雰囲気でしたが、鬼になると展開を予測しながら強度のあるプレスをかけないとボールを取れないので、積極的な追い込みが見られました。最終的に酒井選手、小林選手、山川選手のグループの時に50回まで行き、このグループが罰ゲームとなりました。

最後にゴールを両サイドラインに置いたハーフコートでのゲームが行われました。ゲームの中で目立ったシーンをご紹介。大崎選手が流れの中で右サイドまで上がり、中央に折り返して山口選手がゴール。山口選手はゴールだけでなく、ゴール前の相手チームの決定的なシーンをスライディングで2度ブロックするなど攻守両面を幅広くカバー。櫻井選手が中央から左ゴール前の藤本選手を見つけてスルーパスを通すも、藤本選手のシュートはポスト。右サイドに流れた田中選手がインナーラップしてきた櫻内選手にパスを通し、そのまま櫻内選手が抜け出しゴール。前川選手が身体を張ったナイスシュートブロックを見せましたが、腹部に入り悶絶。一時中断しましたが、無事にプレー続行。井上選手がくさびのパスをおさめ、古橋選手に渡すと難しい体勢から体をひねりながらニアハイを打ち抜く強烈な右足でのゴール。混戦から中坂選手が押し込んでゴール。たくさんのゴールが生まれるゲームとなりました。ゲーム中に酒井選手が「ゴールが近いんだから、もっと打て」と大きな声が上がるなど、ゴールを意識したプレーが随所に見られました。

午後の練習は紅白戦となり、チームが始動してから初めてとなるフルサイズでのゲームとなりました。詳細は記載できませんが、いたるところで激しいプレス、デュエルが見受けられ、白熱した展開となりました。

インターバルや終了後には選手が集まって、ポジション取りや動き方などについて議論が交わされるなど、昨日の練習から引き続き、選手同士が積極的にコミュニケーションを取っている姿が印象的でした。

その後はホテルに帰り、古橋選手のZoomを使ったメディア向けの囲みインタビューや井上選手の取材対応が行われ、夜が更けていきました。

まだまだキャンプは始まったばかり。ではまた明日!

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