ヒストリー
リーグ戦は春先の連敗が影響し8位に終わるも天皇杯ではクラブ初となるタイトルを獲得

ビジャ、イニエスタ、ポドルスキとワールドカップ優勝経験者が3人も揃い、代表経験のある山口、西も新たに加入するなど豪華な布陣が完成し、開幕前から弥が上にも期待が高まった。開幕戦は落としたものの、そこから4戦負けなしと今後に期待をうかがわせるスタートとなった。しかし、チームはそこからルヴァンカップを含めて公式戦9連敗を喫してしまう。そんな状況で迎えた5/26ホームでの湘南戦。重苦しい展開だったが、ビジャの得点など一挙4得点を挙げ、約2カ月ぶりの勝利を飾る。6月にはトルステン フィンク氏が監督に就任。7月には現役ベルギー代表のトーマス フェルマーレンや7年半ぶりのJリーグ復帰となる酒井高徳が加入。夏以降、チームの調子が上向きはじめ、徐々に残留争いから抜け出していく。32節から最終節にかけて3連勝を飾り、8位まで順位を上げてリーグ戦を終える。天皇杯はシーズン後半の好調もあり、順調に勝ち上がっていく。2年前に悔しい思いをした準決勝では、清水を3-1で退け、初の決勝に進出する。新国立競技場のこけら落としとなる元日の決勝では、鹿島を2-0と完封し、見事優勝を飾る。クラブにとって初タイトル獲得、来季ACLへの挑戦決定と歴史的な1年となった。
主な出来事
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2.23'19 明治安田生命J1リーグ開幕
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3.7FCバルセロナからMFセルジ サンペールが加入
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4.17ファン マヌエル リージョ監督から吉田孝行監督へ交代
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5.22'19 YBSルヴァンカップはグループステージで敗退
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6.8トルステン フィンク氏が監督に就任
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7.27FCバルセロナからDFトーマス フェルマーレンが加入
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12.7'19 明治安田生命J1リーグを8位で終了(14勝5分15敗)
ダビド ビジャ選手引退セレモニー開催 -
1.1国立競技場にて天皇杯初制覇、クラブ史上初となるタイトルを獲得
公式戦成績
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明治安田J1リーグ14勝5分15敗[61得点・59失点・得失点差+2・勝点47・最終順位8位]
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チーム最多得点ダビド ビジャ[13得点/28試合]
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YBCルヴァンカップグループステージ敗退
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第99回天皇杯優勝
チーム
監督
- ファン マヌエル リージョ
- 吉田 孝行
- トルステン フィンク
GK
- 1前川 黛也(Daiya MAEKAWA)
- 18キム スンギュ(KIM Seung Gyu)
- 18飯倉 大樹(Hiroki IIKURA)
- 28吉丸 絢梓(Kenshin YOSHIMARU)
- 29荻 晃太(Kota OGI)
- 30伊藤 元太(Genta ITO)
DF
- 2那須 大亮(Daisuke NASU)
- 3渡部 博文(Hirofumi WATANABE)
- 4トーマス フェルマーレン(THOMAS VERMAELEN)
- 15宮 大樹(Daiki MIYA)
- 19初瀬 亮(Ryo HATSUSE)
- 22西 大伍(Daigo NISHI)
- 24酒井 高徳(Gotoku SAKAI)
- 25大崎 玲央(Leo OSAKI)
- 32橋本 和(Wataru HASHIMOTO)
- 33ダンクレー(DANKLER)
- 34藤谷 壮(So FUJITANI)
- 39山川 哲史(Tetsushi YAMAKAWA)
- 40小林 友希(Yuki KOBAYASHI)
- 44ジョアン オマリ(JOAN OUMARI)
MF
- 5山口 蛍(Hotaru YAMAGUCH)
- 6セルジ サンペール(SERGI SAMPER)
- 8アンドレス イニエスタ(ANDRES INIESTA)(主将)
- 14三田 啓貴(Hirotaka MITA)
- 20増山 朝陽(Asahi MASUYAMA)
- 24三原 雅俊(Masatoshi MIHARA)
- 27郷家 友太(Yuta GOKE)
- 31中坂 勇哉(Yuya NAKASAKA)
- 35安井 拓也(Takuya YASUI)
- 38佐々木 大樹(Daiju SASAKI)
- 山内 翔(Kakeru YAMAUCHI)※2
FW
- 7ダビド ビジャ(DAVID VILLA)
- 9藤本 憲明(Noriaki FUJIMOTO)
- 10ルーカス ポドルスキ(LUKAS PODOLSKI)
- 13小川 慶治朗(Keijiro OGAWA)
- 16古橋 亨梧(Kyogo FURUHASHI)
- 17ウェリントン (WELLINGTON)
- 21田中 順也(Junya TANAKA)
- 小田 裕太郎(Yutaro ODA)※2
- JFA・Jリーグ特別指定選手
- 2種登録選手