本日(12月6日)の2014J1リーグ第34節vs.川崎フロンターレの試合終了後に行われました「2014ファイナルセレモニー」のレポートを掲載します。
ご挨拶
ヴィッセル神戸監督 安達亮
今日で2014シーズンが終わりました。
まず、最初に感謝を申し上げたいのは、ここに並んでいます、選手とスタッフです。本当にお疲れ様。ありがとうございました。
自分は2年間監督をさせていただきましたが、私のような、成り上がりといえばいいのか、若造で、生意気で、経験のない自分の下で、今日も最後の最後までファイトしてくれた、選手・スタッフに誇りを感じますし、本当に感謝しています。ありがとう。
今日お集まりの皆さんはもちろん、ヴィッセルに関わるスポンサーの方々や、神戸市近隣の首長の方々を含めて、本当に今シーズン、サポート、ご声援、ご支援、ありがとうございました。
最終的には、新潟の試合が中止になってしまったために最終順位はまだ出ませんが、決して納得行くような結果ではありませんでした。ただ、今シーズンに掲げた「初タイトルを獲る」という目標は、決して言い過ぎではなく、今も決して間違った目標ではなかったと思っています。結果が出せなかったのは、全て現場の長である私の責任だと思っています。
しかしこのチームは、今シーズン間違いなく正しい道を進んだと思いますし、「初タイトルを狙っていく」というような宣言をしてもいいチームに、なってきつつあると思います。そのようなクラブ・チームにできたことは、自分としても誇りに思い、今後のサッカー人生にも自信となり、次にステップしていくための第一歩にしていきます。
ただ、このチームは、まだまだ優勝するには力が足りません。皆さんのご支援を、今年以上にいただきたいと思います。そして、必ず近い将来、皆さんとトモニ、タイトルを取れるクラブになると思います。
自分には、来年、近い将来、目標があります。
来年の目標は、今シーズンと変わりません。ヴィッセルが初タイトルを獲ることです。その事が僕自身の来年の目標であります。その事を、自信を持って言えるだけの仕事を、この9年間してきたつもりです。
個人的になりますが、9年間、本当に家族のように付き合っていただいた方々もたくさんいます。本当にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
このヴィッセル神戸は、必ず今後も発展し、間違いなくタイトルを獲れる、そういうチームになります。今後も皆さん、ぜひご声援、ご協力、サポートをよろしくお願いします。
力のない監督で本当に申し訳ございませんでしたが、今後も本当にヴィッセル神戸をよろしくお願いします。
ありがとうございました。
株式会社クリムゾンフットボールクラブ 代表取締役会長 三木谷浩史
まずは、サポーターの皆様、スポンサーの皆様、一年間本当にご支援、応援ありがとうございました。
J1復帰1年目ということで、タイトルを何とか獲りたい、ということで監督以下、クラブも頑張ってまいりましたけれども、少し努力が足りなかったのかなと、反省をしております。
そして今日、1つご報告しなければいけない事があります。それは、今まで10年間、このヴィッセル神戸は私の個人の支援ということで運営させていただいてまいりました。それを、本日発表させていただきましたけれども、正式に楽天グループへ株式を移動するということとなりました。
ただ、これは交代するということではなく、本気でヴィッセル神戸を、日本を代表するクラブ、あるいはアジアを代表するクラブにしていくために、よりしっかりとした資本のバックグラウンドがある楽天グループに移すということでございますので、皆さん、ぜひ今後とも、変わらぬ応援とご支援を、よろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
ヴィッセル神戸主将 相馬崇人選手
今年は、1年間本当に浮き沈みの激しいシーズンでしたけれど、良いときも悪いときも、一緒に戦ってくれたサポーターの皆さん、本当に1年間、応援ありがとうございました。
今、監督も会長もおっしゃったように、僕らは今年、Jリーグのタイトルを目指して戦ってきましたし、アジアで戦えるクラブにしたいと思って戦ってきましたけれども、ここ数試合結果が出ず、本当に個人的にもチーム的にも、もっともっと努力しなければいけないことや、もっともっと頑張らなきゃいけないことが、本当にたくさんあると痛感しました。
これから、また新しいシーズンに向けて、それを達成できるよう一生懸命努力して、毎日練習して、また頑張って行きたいと思います。また来年もよろしくお願いします。
今年1年、応援ありがとうございました。
三木谷良一賞
昨年より創設されました、今シーズン最もチームに貢献した選手へ贈られる賞「三木谷良一賞」を受賞したのは、森岡亮太選手となりました。
■2014シーズン受賞選手:森岡亮太選手
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