ニュース/レポート

更新2023年11月26日

「2023ファイナルセレモニー」レポート(会長・監督・社長・SD・山口蛍選手コメント)

11月25日(土)2023シーズン ホーム最終戦となる、2023明治安田生命J1リーグ第33節vs.名古屋グランパスの試合後に行いました「2023ファイナルセレモニー」のレポートを掲載します。

 

 ご挨拶

楽天ヴィッセル神戸株式会社 代表取締役会長 三木谷浩史

皆さん、やりました!本当に選手の皆さん、スタッフの皆さん、そして何よりもサポーター、そしてスポンサーの皆さま、ヴィッセル神戸に関わっていただいた皆さま、本当に長いことお待たせしましたけれども、皆さんの力のおかげでチャンピオンになることができました。どうもありがとうございます。

せっかくなので、今まで話したことのない、ちょっと裏話をノーカットでお話したいと思います。元々ですね、2003年にこのヴィッセル神戸が、なかなか危機的な状況だということで、神戸市の方からお話をいただきまして、最初はお断りしようかなと思ったんですけれども、私は引き受けないとどうなるんでしょうかというふうに聞くと「クラブは消滅します」というふうに言われまして、「どうしようかな?」と。大きな損を出すのは分かっていたんですけれども、これも何かの縁だということで引き受けさせていただきました。

私の力の至らぬところで2度のJ2降格という時があって、最初の降格の時にうちのスタッフは、「オーナーはもう出ないでください」と言われたんですけれども、うちの父親がで「こういうときこそ出ていけ」ということで、皆さんに温かいブーイングをしていただいたことを今でも覚えております。

去年も本当に非常に厳しい時があって、どうしようかと思いましたけれども、続けてやってきてよかったなというふうに思っておりますし、その時にまたサポーターの皆さんから非常に温かいお言葉をいただいたことを今でも覚えています。

今日で歴史が変わりましたね!世の中はそんなに甘くないので、順調なことばっかりじゃないと思いますけれども、これからも皆さんの力をバックに、選手・スタッフ一丸となって、ヴィッセル神戸、そして神戸、兵庫県を盛り上げていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。どうもありがとうざいました!

 

ヴィッセル神戸 監督 吉田孝行

 頂点に立ったこの景色は最高ですか!?

自分たちはいい意味で期待を裏切ったと思っています。シーズン前、誰もこの日が来ることを予想していなかったと思います。ただ、今シーズンの新体制発表の時に自分は勝つためにひとりひとりが何をしなければいけないのかわかっているという話をしました。

本当にその言葉通り、ここにいる選手、スタッフたちが実現してくれました。誇りに思います。そして、選手が苦しい時、もう走れないという時、いつも背中を押してくれたファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございます。この優勝は間違いなく、ヴィッセルファミリーみんなでつかみ取ったものだと思います。本当にありがとうございます。来シーズンはアジアチャンピオンズリーグもありますし、クラブとしても、さらに成長して、さらに上を目指して頑張っていきたいと思います。

1年間、ご支援、ご声援ありがとうございました。

 

楽天ヴィッセル神戸株式会社 代表取締役社長 千布勇気

ヴィッセルファン、サポーターの皆さま、日頃から熱い応援をしてくださっているスポンサー企業の皆さま、本当に苦しい時も喜ばしい時も応援していただきありがとうございます。ホームでこのような圧倒的な雰囲気を作っていただいたことが、間違いなくチームの勝利につながったと思いますし、本当に感謝申し上げます。ありがとうございます。

このリーグ優勝までの道のりは全く簡単なものではなく、ここにいる選手、スタッフ、事業部側で働いている社員一同で一致団結したからこそ、このような結果に至ることができたと考えていますし、私自身も社長としてこのようなメンバーと働けていることを大変誇りに思っております。残りの1試合も、来年も一致団結して頑張っていきたいと思っておりますので、引き続き変わらぬ熱い応援をよろしくお願いいたします。

 

ヴィッセル神戸 スポーツダイレクター 永井秀樹

まずは一年間ヴィッセル神戸を支えていただき、ご支援いただいたスポンサー各社の皆さま、ファン・サポーターの皆さま、本当にありがとうございました。

たくさんの関係者の皆さま、ヴィッセル神戸の事業部、ボランティアスタッフ、皆さんの力をお借りして一年間戦い抜くことができました。本当にありがとうございました。

素晴らしいヴィッセルのファン、サポーターの皆さま、ここホームはもちろんのこと、遠いアウェイの地まで足を運んでいただき、どんな時も我々に力を送っていただき、お陰様で、今日で頂点にたどり着くことができました。本当にありがとうございました。そして、この場をお借りして三木谷オーナーに心から感謝をお伝えできればと思います。2004年、三木谷オーナーがヴィッセルを救ってくれていなければ、今日のこの素晴らしい感動はなかったです。もしかしたら、ヴィッセル神戸という素晴らしいクラブは消滅していたかもしれません。私は、後ろにいる吉田監督、ヴィッセル神戸の礎を作ってくれた三浦淳寛くんと横浜フリューゲルスというチームで、天皇杯を優勝して(チームが)消滅するという本当に悲しい出来事にあいました。愛するクラブが消滅する、二度と起こってはならないことだと思います。ヴィッセル神戸に手を差し伸べてくれたその時から、クラブ、神戸市、兵庫県、そしてJリーグの発展のために、多大なご尽力を頂いた三木谷オーナーへの感謝は計り知れません。昨年この場所で横浜F・マリノスの優勝の歓喜を目の前で見るという大変悔しい屈辱を味わいました。その時に我々は誓いました。進化して必ず頂点に立つと。今シーズン、監督、選手、スタッフは、本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。日本を代表する経験のある選手を中心に、1試合1試合チームは成長し、頂点にたどり着きました。本当に改めてこの素晴らしき選手、クラブ、ファン、サポーターを誇りに思います。ありがとうございます。

そして、今日、我々はJリーグの頂点に立ちました。次は来年、アジアの頂点を目指して、進化続けてまいります。どうか、変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 

ヴィッセル神戸 主将 山口蛍

まず初めにファン・サポーターの方々、1年間応援ありがとうございました。そしてヴィッセル神戸を支えてくださったスポンサーの方々、1年間多大なるご支援、ご声援ありがとうございました。

もうみんなたくさん言ってくれたので、あんまり言うことはないんですけど、本当に1年間スタッフ、選手含めて、誰ひとり手を抜くことなく一生懸命、優勝という目標に向かって、最初から最後まで本当に突き進んできた結果が、本当に今日のこの優勝というものがついてきたと思いますし、ホームで決められたということは本当に最高の気持ちです。

まだ来年ACLもありますし、クラブはアジアNo.1を目指している以上、ACLを取らないと、やっぱり今日優勝を決めたことが無駄になるとは思うので、来年はACL目指して、みんなで一致団結して頑張っていきましょう。そしてこれからもっともっと関西を、神戸を盛り上げていきましょう。ありがとうございました!

 

三木谷良一賞

「三木谷良一賞」はシーズンを通して最もチームに貢献した選手へ贈られる賞として2013年に創設されました。今年で11回目となる2023シーズンの「三木谷良一賞」は、大迫勇也選手と佐々木大樹選手が受賞しました。

■2023シーズン受賞選手:大迫勇也選手、佐々木大樹選手

dazn閉じる