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更新2018年12月1日

「ダビド ビジャ選手 加入記者会見」レポート

本日2018年12月1日(土)、ヴィッセル神戸に完全移籍で加入することになりましたダビド ビジャ選手の加入記者会見を行いました。

 

ダビド ビジャ選手 加入記者会見

■開催日時:2018年12月1日(土)18:00~18:30頃

■開催場所:ノエビアスタジアム神戸

■登壇者:

・楽天ヴィッセル神戸株式会社 代表取締役会長 三木谷浩史
・ダビド ビジャ選手

 

代表取締役会長 三木谷浩史 挨拶

「本日はお忙しい中、ダビド ビジャ選手の入団会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

ご存じのとおり、ビジャ選手は元スペイン代表、バルセロナでも活躍したビッグネームでございまして、そのビジャ選手が来シーズンからヴィッセル神戸に加入することになりましたの発表させていただきました。FCバルセロナ以外にも、バレンシア、当然スペインのナショナルチームで大活躍をしまして、一番記憶に残っているゴールといたしましては2011年のUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦でのゴールということで、もちろん天性の点取り屋という確固たる地位とともに、サッカー頭脳という意味においても大変インテリジェントなプレーヤーであるというふうに思っております。直近までニューヨーク・シティFCではキャプテンも務めているということで、キャプテンシーもあるというふうに思っております。

ヴィッセル神戸は今年の夏からアンドレス イニエスタ選手、昨年の夏から加入しておりますルーカス ポドルスキ選手と、世界最高峰のプレーヤー3名がプレーをするという、本当に夢のような共演が見られるのではないかというふうに思っておりまして、私自身もワクワクしているというところでございます。今年は新しいサッカースタイルの確立ということで、多少のアップ&ダウンがありましたけど、ビジャ選手の加入も含めて、これからブレずに魅力があって、そして強いサッカーを追求していきたいと思います」

 

ダビド ビジャ選手 挨拶 

「皆さん、こんばんは。今日は私の入団会見に集まっていただいたことを本当に感謝しています。まずは三木谷会長並びにヴィッセル神戸のスタッフの皆さんに感謝の言葉を述べたいと思います。移籍の話でニューヨークまで来ていただいた方々、そしてこの数日間でたくさんのスタッフの方々にたくさんの方とお会いしました。自分のキャリアの中で、何度もチームを変更というものをしていく中で、いつも移籍の決断に際して、移籍先のチームが示してくれる興味や、本当に温かく迎えてくれるかというところを大事なポイントとして今まで見てきました。ヴィッセル神戸に移籍するという大きな決断の中でも、そのような姿を三木谷会長を始めスタッフの皆さんから見ることができましたし、本当に温かく歓迎してくださったことに感謝の言葉を述べたいと思います。

本当に今、このチームにいられることをとてもとても喜んでいます。私としては今までのキャリアでずっとやってきたように、自分の最大限を尽くして、このクラブをより高みに持っていくために頑張りたいと思います。今日、チームの試合を観させてもらいましたが、今日すでにチームがやっているプレー、高いレベルのプレーに自分がさらに貢献をして、来シーズン良い形でシーズンを迎えて、シーズンに入っていくことができればというふうに思っています。これから休みの期間に入りますが、できるだけ早く自分が一番好きなサッカーをこのチームとやることができるように願っています。

最後に、改めてヴィッセルの皆さんに感謝の言葉を述べるとともに、日本の皆さん、そして今日温かく迎えてくれたサポーターの皆さんに感謝の言葉を述べたいと思います。できるだけ早くスパイクを履いてゴールを決めることで、この温かい感激に少しでもお返しができればと願っています」

 

三木谷会長 質疑応答

Q;ビジャ選手を獲得した理由と期待することを教えてください。

「本当に今までの素晴らしい経験、インテリジェンス、我々がやっているサッカースタイルを共通して持っているということで、ヴィッセル神戸は今新しいスタイルを追求していますので、監督ともよく相談させてもらい、我々のスタイルに最も合うストライカーということでビジャ選手の名前が挙がりました。私もその中で何度もビデオを見直し、素晴らしいストライカーだということでヴィッセルに来てほしいとお願いしました」

 

Q;スペイン人でいうとイニエスタ選手に続いて獲得しましたが、来シーズンどのようなサッカースタイルを目指すのかお聞かせいただけますか?

「今日の試合は相手に2ゴールを許してしまいましたが、試合全般を通じて圧倒的なキープ力とポゼッションサッカーができているんじゃないかと思いました。今までの概念だと、日本人はポゼッションサッカーは無理なんじゃないかということでしたが、アンドレスと話をする中で、日本人のテクニックはこのスタイルが一番合うんじゃないかというところで、リージョ監督に来てもらいスタイルを追求していっています。最後は降格争いに巻き込まれかけましたが、このスタイルを貫くという覚悟がありましたので、来シーズンも今年築き上げてきたスタイルに磨きをかけて、面白いだけじゃなくお客さんを魅了するサッカーをしていきたいと思っています」

 

ダビド ビジャ選手 質疑応答

Q;ヴィッセル神戸加入を決めた一番の理由を教えてください。

「自分のキャリアの中では、このような大きな決断を何度も下してきました。その際には、移籍先のクラブが示してくれる『本当に必要としてくれているのか』や、そのクラブがあらゆる手を尽くしてでも欲しいと思ってくれているのか。そういった歓迎の気持ちが感じられるかどうかを大事にしてきました。そこの部分について、ヴィッセル神戸はすごく感じられました。多くのスタッフと話しをしましたが、そういった歓迎の気持ちを感じられたこと、それは大きな理由の一つだと思います。その他にも、もちろん多くの理由があるのですが、例えば、現在ヴィッセル神戸が推進しているプロジェクトの一員になれるということ。あとは、ヴィッセル神戸が目指しているサッカー、よりテクニカルでボールを保持するサッカー、このチームにはそれを体現している世界最高のアンドレス イニエスタ選手がいますが、彼の傍でそういったサッカーのスタイルを植え付けていくお手伝いができるということにも、すごく魅力を感じました。他にも理由はありますが、何よりも温かい歓迎の気持ちを感じられたこと。そして、新しい新天地で自分のキャリアを続けられることに魅力を感じ、移籍を決断しました」

 

Q;ヴィッセル神戸への移籍を決めるにあたって、イニエスタ選手には相談をされたのでしょうか?

「はい、相談しました。ヴィッセルからオファーが来た際にイニエスタに電話をしましたし、僕の妻もイニエスタの奥さんに電話をして、いろいろなことを聞きました。神戸の街の素晴らしさ、そこで彼の家族が素晴らしい時間を過ごしていること。クラブの居心地の良さであったり、ヴィッセルの掲げるプロジェクトについて、いろいろと聞きましたが、とてもいい印象を受けました。チームメイトになったイニエスタは大事な友達でもありますので、彼とまた違った場所で、新たなプロジェクトに挑戦できるということに関しては、とても大きな魅力を感じています」

 

Q;今日のヴィッセル神戸の試合を見られての感想と、ヴィッセルのスタジアムの雰囲気はどのように感じられましたか?

「本当に素晴らしい試合だったと思います。ヴィッセルが終盤に2点を失ったことで、結果だけを見るとそれほど(両チームの)差はなかったように感じられるかもしれませんが、ヴィッセルはボールを保持して試合の主導権を握り、たくさんのチャンスを作っていました。守備でもほとんど相手に苦しめられている場面は少なかった。試合を見ていて、楽しむことができました。早くプレシーズンが始まって、自分がこのチームに加われることを楽しみにしています。試合後にはチームメイト一人ひとりに挨拶をしました。何人かと写真を撮ったり、話しをしたりもしましたが、いい印象を受けました。今回のこの契約と会見に合わせてチームの試合を見られたことをうれしく思っています」

 

会見2日後12月3日がビジャ選手の誕生日ということで、会見の最後にサプライズでお祝いをしました。

 

動画

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