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鹿児島でのトレーニング最終日。キャンプ序盤は天候に恵まれましたが、ここ数日は雨。今日も午後から雨が降り出す予報でしたが、残念ながら朝から雨模様となりました。

かろうじて朝の散歩の時間には雨は落ちてこず、予定通り決行。この1週間、宿舎の隣にある「照国神社」にて散歩＆ストレッチをさせていただきました。

午前のトレーニングは9時30分からスタート。ウォーミングアップ後、5対3でポゼッション。そしてハーフコートで11対11を実施。今日は流れの中からフリーキック、コーナーキックなどセットプレーの確認に重点を置いて行われました。壁の位置、守り方、こぼれ球への反応など、細部に渡り、確認確認。明日からスタートする宮崎での実戦連戦に向け、少しずつ戦術も細かく落とし込まれています。最後は、攻撃陣はシュート練習でフィニッシュ。大きな怪我人も出ず、非常に充実した一週間だったと思います。

かごしま健康の森公園でのキャンプは今年で3回目。「今年は特にピッチの状態がいい。これなら、Jの公式戦をやってもいいくらい。ナイター設備があることも本当に助かりました」と安達監督。同公園を管理している鹿児島市公園公社の松元さん、本当にお世話になりました。

そして、毎日グラウンドの鍵あけから、ボール拾いなど様々なお手伝いをしていただいた上原先生をはじめとする、サッカー協会関係者の皆さん。お言葉に甘えて、何から何までお願いばかりしてしまいました。本当にありがとうございました。ちなみに、上原先生は、徳重選手の中学時代の恩師。「健太は男兄弟だから、家の中で毎日食べ物の取り合いをして育ったからね。牛乳を一日1リットル飲むように言ってたんだけど、そしたらあんなに大きくなったわ」と笑いながら昔話を聞かせてくれました。

宿舎に戻り、昼食を摂ったあと、荷物をまとめ、宮崎へ向け出発です。今回宿泊したのは、鹿児島市内にある「吹上荘」さん。ヴィッセルとしても初めての宿泊、また吹上荘さんにとっても、キャンプ受け入れは初めてということで、お互い手探りの状態でスタートしましたが、担当の甑さんをはじめ、スタッフの方々の暖かいおもてなし、くつろげる温泉、そして美味しい料理と、全てにおいて大満足の滞在となりました。

様々なおもてなしを受けましたが、この張り紙に一同感動！到着した時には「歓迎」の文字で出迎えていただきましたが、今日は「感謝」という張り紙に変わっていました。こちらこそ、感謝感謝です。

バスに約2時間揺られ、宮崎での宿舎に到着。食事会場では、宮崎県の方から歓迎のお言葉をいただき、さらに美味しいフルーツ（日向夏、いちご、きんかん）をいただきました。これから5日間、お世話になります。

そして、新加入のマジーニョ選手も無事に合流！シャイな性格のようで、全員の前でのあいさつは少し恥ずかしそうな感じでしたが、「チームの力になれるように頑張ります」と力強くあいさつをしました。

明日は実戦2戦目。アビスパ福岡とのトレーニングマッチです。頑張りましょう！