2013 鹿児島・宮崎トレーニングキャンプ
9日目 （2月6日）
昨日鹿児島から宮崎へ移動し、今日より中1日で3試合のトレーニングマッチを行います。その最初となる今日は、アビスパ福岡と対戦。14時30分キックオフということで、朝9時からウォーキング＆ストレッチで少しずつ体を試合モードへ切り替えていきます。
ウォーキング後はミーティングを実施。安達監督は「攻撃は同じ形から得点を取れるように徹底していくこと。守備は前線からのプレスもそうだが、今日はボックスを意識してやろう」と今日の試合で目指すところを選手たちに伝えました。
今日は全国的に寒い1日となったようですが、宮崎は別でした。最高気温18度の予報の通り、陽射しが暖かい一日。ただ、今日の会場である生目の杜総合運動公園は、周りに建物がないため、時折強い風が吹きつけます。いぶきの森のCグラウンドほどではありませんが、その風が少しだけ冷たく感じられました。
予定通り14時30分キックオフ。今日は45分×3本で行われます。まず1本目、立ち上がり、少し入り方が悪く、パスミスが目立ち、福岡に主導権を握られる展開。後手に回る時間帯、ペナルティエリア内のファウルでPKを与えてしまうと、これを決められ先制を許してしまいます。しかし、その2分後、左サイドから相馬選手が前線へ切れ込み、そこから細かくパス交換。人とボールがしっかりと連動し、相手DFをかき回すと、最後は右サイドまで回っていた相馬選手が入れたクロスをポポ選手がヘッドで流し込み、同点に追いつきます。この得点以降、流れを引き戻しますが、追加点までは至らず。1-1で1本目終了。
続いて2本目。ポポ選手に代え、田代選手を投入し、都倉選手と二人、前線にターゲットを並べます。しかし、2本目開始直後に失点。それでも、今日も両サイドバックの勢いがチームを引っ張り、そこからチャンスを作り出すシーンが何度も見られました。51分にはクロスボールをファーで受けた吉田選手が打ったシュートがクロスバーを直撃するなど、あと一歩のシーンも。70分に6人を一気に入れ替え、同点弾を狙いますが、2本目は0-1のまま終了。
11人中5人が練習生、昇格組の4選手と有田選手というフレッシュな顔ぶれで挑んだ3本目。2本目同様、開始直後に失点。その後は、相手の運動量が落ちてきたこともあり、ポゼッションでは上回る展開に持ち込みます。114分には、前へ行く勢いを前面に出し、練習生が一度はキーパーに止められ、倒れながらも、執念で押し込んで1点差に迫ります。しかし、打撲や接触プレーなどで痛みが出た選手は無理をさせず、またすでに交代した選手を再投入することもなく、最後は2人少ない9人でプレーしますが、数的不利を感じさせないプレーを見せてくれました。ただ、ゴールは遠く、3本目を1-1で終了。トータル2-3となりました。
この時期は結果より内容。と言いたいところですが、勝癖をつけるためには勝負にもこだわりたい。でも、今日の結果は変えられないので、今日出た課題をしっかりと確認し、次へ活かしたい。ということで、選手たちは早速夕食後に自主的に映像を見て振り返りを行っていました。次のトレーニングマッチは8日の横浜F・マリノス戦。頑張りましょう！
