ニュース/レポート

クラブ2010年5月10日

大久保嘉人選手、日本代表選出における記者会見一問一答

本日(5月10日)、神戸市内にて行われました大久保嘉人選手「2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会」日本代表選出における記者会見内容をお伝えします。

-(会見場に到着し)まずは挨拶をお願いします。
「選ばれてホッとしています。これから、本番に向けていい準備をしていきたいと思います」

-代表選出の一報を聞いた瞬間の気持ちを教えてください。
「最初、ミッドフィルダーで名前がなく、フォワードでも最後のほうだったので、びっくりしました。名前を聞いた瞬間はホッとしたし、嬉しかったです」

-一報はどこで聞かれましたか?
「自宅で、テレビを見て知りました。そこから電話が鳴り続けて。国見高校の小嶺先生からもかかってきました。メールや電話がひっきりなしに鳴ってしまい、記者会見に遅れてしまいました。すいません」

-MFで名前がなかったので、という話がありましたが、ご自身はどちらで選ばれると思っていましたか?また、期待されている点はどういうところだと思いますか?
「自分でもどちらか分からないなと思っていました。前の選手は一番は得点をとることだと思っているので、得点に絡むプレーを期待されていると思います」

-大久保選手にとってワールドカップとは?
「これまでテレビでしか見たことがなかった大会ですし、小さい頃からの夢であり目標でした。その大会で試合に出られるチャンスがあるので、テレビで見ていたように、感動させられるようなプレーを見せたいです」

-岡田監督は選出の理由に「野性味あふれるプレーが魅力」とおっしゃっていました。ご自身ではどう思いますか?
「その通りだと思います。そういうプレーをどんどん出していくことが大事。その期待に応えられるように頑張りたいと思います」

-代表で同じポジションとなる玉田選手や松井選手とのレギュラー争いを勝ち抜くためには何が必要だと思いますか?
「みんな一人一人、個性は違うと思います。自分はスピードや1対1の強さが武器だと思うので、そういうところを出していきたいです」

-これまで2度海外へ挑戦され、満足できる結果は残せていないと思います。その中で大久保選手にとって、W杯は、サッカー選手というキャリアの中でどういう位置づけでしょうか?
「1つのいい経験になればなと思っています」

-小さい頃からの夢ということですが、最初にワールドカップを見たのはいつですか?
「94年のアメリカ大会ですね。それが一番最初だったと思います。ロマーリオがすごく印象に残っています」

-国見高校出身の選手で初めてのワールドカップ出場となりますが、小嶺先生からは電話で何を言われましたか?
「おめでとう。一回帰ってこいと言われました。国見出身で初めてというのは知りませんでした」

-ヴィッセル神戸の選手としても初めてのワールドカップ出場です。クラブへ対する思いを聞かせてください。
「神戸に来て、中盤や左サイドを初めてやり、そこから自分はFWだけではなく中盤もできるプレースタイルに変わったと思います」

-左膝の負傷や鼻骨骨折など、苦しい時期が続きましたが、不安はありましたか?
「不安は特にありませんでした。2、3年代表でやってきていましたし、やることはやったと思っていましたから」

-息子さんを持つ父親として、どのようなプレーをしたいですか?
「点を取ることだけすれば『決めたね』と言ってくれるので、そのイメージが息子の思い出に残るように、点をとって喜ぶ姿を見たいですね」

-今日から新たな気持ちでスタートを切ると思いますが、どのような準備をするかと対戦国への印象などを聞かせてください。
「まずは怪我をしないこと。コンディションを落とさないことを日頃から気をつけてやっていきたいと思います。対戦国については、カメルーンは身体能力高く、フィジカルも強い。エトーというスター選手もいるので、そこをしっかり抑えることが大事だと思います。オランダはメンバー的にも有名な選手が多いので、日本は組織として戦いたい。デンマークは身長が高く守備の強いチームなので、日本のスピードをいかしたプレーをしたいと思います」

-今年に入って、日本代表はあまりいい内容の試合が出来ていません。ワールドカップで勝ち上がっていくためには何が必要だと思いますか?
「ずっと同じ戦い方をやっています。連動性やスピードを活かしたサッカーをやってきているので、変えずに貫いていくことが大事だと思います。個人としてはスピードで勝負したいです」

-17日からしばらくオフとなりますが、どう過ごしますか?
「オフなんですか?知りませんでした(笑)。全く予定はありません」

-自分の中で何をやってきたから、ここまで来れたと思いますか?
「国見高校でもきつい練習をしてきました。そしてプロに入って自分のプレースタイルを貫き通したから、ここまで来れたと思います」

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