このたび、ヴィッセル神戸は兵庫県内の各自治体と連携し、各自治体の魅力をモーヴィが直接訪問して発信するシリーズ企画。モーヴィが訪問先の施設の様子や名産品を堪能し、その自治体の知られざる魅力を広く発信していきます。
第3回目である今回は、雲海で有名な竹田城跡などいま最も注目されている「朝来市(あさごし)」です。朝来市の魅力を堪能してきたモーヴィをご覧いただき、ぜひ次のご旅行の行き先は、朝来市も候補に入れてください。
朝来市のプロフィール
■人口:27,776人(2024年11月現在)
■面積:約403km2(神戸市は約552km2)
■特産品:但馬牛、岩津ねぎなど
■主な観光地:竹田城跡、生野銀山、黒川温泉、与布土温泉、神子畑選鉱場跡、矢名瀬の酒蔵など
朝来市(和田山)までのアクセス
■鉄道(JR線)
神戸より特急で約2時間(播但線経由)
■自動車
中国自動車道(福崎IC)→播但連絡道路(和田山IC)下車
中国自動車道(吉川JCT)→舞鶴若狭自動車道(春日JCT)→北近畿豊岡自動車道(和田山IC)下車
神戸より約1時間30分
詳しいアクセス方法はこちらをご確認ください。
https://www.city.asago.hyogo.jp/soshiki/2/1085.html
生野銀山で近代日本に思いをはせる
早朝に神戸を出発し、播但道を走ること約90分。「生野インター」が見えてくると、生野銀山はもうすぐです。
生野銀山は室町時代に本格的な採掘が始まり、戦国時代には時の権力者の直轄鉱山として名を馳せた、日本有数の銀鉱山です。日本最古の官営鉱山として、日本の近代化にも大きく貢献しました。現在は観光施設として公開されており、坑道内の見学や鉱山の歴史に触れることができます。また、当時の様子を学べる歴史的遺産として、国の史跡にも指定されている貴重な産業遺産です。モーヴィもとても楽しみに訪れました。

生野銀山に到着して大喜びのモーヴィ
1.生野銀山の坑道を探索
さあ、生野銀山の見学です。当時の坑道をどんどん奥へ向かって歩いていきます。掘削の跡や、いまだに残る鉱脈を見つけることができました。坑道の入口周辺はとても寒く、モーヴィも震えていましたが、奥に進むにつれて空気が温かくなり、快適に見学できました。当時は硬い岩盤を手掘りで掘り進めたそうで、馬鹿力のモーヴィも人間の力に驚くばかりでした。
菊の御紋が入った貴重な門から入ります!
ここから坑道に入ります!
トンカチを片手にぐいぐい進むモーヴィ。
鉱脈を見つけて掘ろうとするモーヴィ(掘削は禁止です)。
坑道を出たところには鉱山資料館もあります。
営業情報
- 住所:朝来市生野町小野33-5
- TEL:079-679-2010
- 営業時間:
4月~10月:9:10~17:20 (受付終了 16:40)
11月: 9:10~16:50 (受付終了 16:10)
12月~2月:9:40~16:20 (受付終了 15:40
3月:9:40~16:50 (受付終了 16:10) - 定休日:12月~2月の3ヶ月間のみ毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 入場料:大人1,200円、小中学生600円
- 公式HP:https://www.ikuno-ginzan.co.jp/
詳細は公式HPにてご確認ください
2.おみやげは隣接のショップで
駐車場の横には、おみやげ売り場と鉱石の展示場があります。おみやげコーナーには、生野銀山にちなんだ商品や朝来市の名産品がずらりと並び、モーヴィも目移りしてしまいます。鉱山内で熟成させて作られたという「クリスマス用シュトーレン」は、残念ながら完売していましたが、地下アイドル「銀山ボーイズ」との記念写真を撮ることができました。
おみやげの金小判を手に悪い顔をしているモーヴィ。
超スーパー地下アイドル「銀山ボーイズ」もお待ちしています!
今が旬の岩津ねぎ
生野銀山から和田山方面へ車を走らせると、周囲に広がるねぎ畑が目に入ります。ここは「岩津ねぎ」で有名な岩津地区です。岩津ねぎは日本三大ねぎのひとつで、朝来市では毎年11月23日が岩津ねぎの解禁日。道路沿いの畑には、収穫を間近に控えたネギがたくさん見られます。
まず訪れたのは広大な畑。モーヴィと一緒に岩津ねぎの収穫に挑戦し、土から抜く瞬間の手応えと爽やかな香りに感動しました!その後は道の駅「但馬のまほろば」へ。ここでは新鮮な岩津ねぎを購入でき、モーヴィも大喜びでたくさん買い込んでいました。青い部分も白い部分も美味しい岩津ねぎ、ぜひ朝来で手に入れてみてください!
岩津ネギの畑にお邪魔しました。柔らかくて甘いおネギです。
岩津ネギを収穫しました!このあと道の駅に出荷します!
1.岩津ネギについて
岩津ねぎ”は、関東の根深ねぎ(白ねぎ)と関西の葉ねぎ(青ねぎ)とのちょうど中間種で、青葉の部分から白根まで大変柔らかく、すべて余すところなく食べられるのが特長です。特に冬の冷え込みが厳しくなると、甘さと軟らかさが一段と増し、さらに美味しくなります。
2.道の駅「但馬のまほろば」
岩津ねぎをはじめ、但馬のお土産が充実している道の駅です。
営業情報
- 住所:朝来市山東町大月92-6(北近畿豊岡自動車道「山東PA内」)
- TEL:079-676-5121
- 営業時間:[平日] 9:00~19:00 [土日祝] 9:00~20:00
- 公式HP:https://green-wind.co.jp/
詳細は公式HPにてご確認ください
竹田城跡でお殿様気分
続いてモーヴィは、雲海で有名な竹田城跡を目指します。雲海は冬前の早朝に出現することが多いそうですが、今回は昼過ぎからの登城ということで期待は薄め。それでも、城跡からの眺めは素晴らしいと聞いています。ふもとにある竹田城跡の観光拠点「山城の郷」を出発し、山道を登り始めると、モーヴィも興奮気味。途中で休憩を取りながら、ゆっくりと頂上を目指しました。
さあ登山開始です。竹田城跡へは山城の郷から約40分かけて登ります。
登山道は整備されていて、とても登りやすい道です。
ただし、城跡内は舗装されておらず、急な石段もあるためスニーカー等がおすすめです!
山頂に到着すると、圧巻の石垣が出迎えてくれました。モーヴィも驚いた表情を見せています!その迫力に圧倒されながら、竹田城が「天空の城」と呼ばれる理由がよく分かる素晴らしい眺望に、思わず息をのみました。
竹田城跡に到着し、汗をぬぐうモーヴィ。けっこうかかりました。
壮大な石垣を前に大満足のモーヴィ。
帰り際には、山城の郷のお土産コーナーで特産品も購入し、大満足の1日となりました。
1.竹田城跡
竹田城跡は兵庫県朝来市に位置する山城跡で、「天空の城」の愛称で知られています。標高353.7メートルの山頂に築かれ、1441年頃の築城から江戸時代初期まで使用されました。その美しい石垣と雲海に浮かぶような姿から「日本のマチュピチュ」とも呼ばれ、見事な曲線を描く石垣は高度な技術を物語っています。晴れた日には360度のパノラマビューが楽しめ、遠くは日本海まで見渡せることもあります。
営業情報
- 住所:朝来市和田山町竹田
- 最寄駐車場:「山城の郷」 朝来市和田山町殿13-1
- 営業日・時間:竹田城跡には決められた日時以外には入場できません。詳しくは下記をご覧ください。https://www.city.asago.hyogo.jp/site/takeda/3090.html
- 観覧料:大人(高校生以上):500円、中学生以下:無料
- TEL:079-674-2120(9時~17時/情報館天空の城)
- 公式HP:https://www.city.asago.hyogo.jp/site/takeda/3092.html
詳細は公式HPにてご確認ください
2.山城の郷
竹田城跡に最も近い休憩処で、竹田城見学の出発基地となっています。レストランや、売店では地元の名産品や自慢の品を取り扱っています。また、竹田城の歴史を紹介した資料展示室もあります。
営業情報
- 住所:朝来市和田山町殿13-1
- 営業日・時間:
[平日]レストラン 11:00~15:00(Lo.14:30)、売店 10:00~16:00
[土日祝]レストラン 11:00~16:00(Lo.15:30)、売店 10:00~17:00 - 定休日:1月、2月の毎週火曜日※祝日の場合は営業
- TEL:079-670-6518(8時30分~17時 不定休)
- 公式HP:https://www.zentanbus.co.jp/yamajiro/
詳細は公式HPにてご確認ください
朝来市その他の魅力
①但馬牛
朝来市は神戸牛の素牛として知られる但馬牛の本場です。豊かな自然と伝統の飼育技術が育む但馬牛は、きめ細やかな霜降りと濃厚な旨味が魅力。地元ではすき焼きやステーキで堪能できますぜひ朝来市で但馬牛を味わい、神戸牛のルーツを体感してください!
詳細:兵庫県立農林水産技術総合センター
https://hyogo-nourinsuisangc.jp/kenmin_minasama/mame/tikusan_mame/02/18/893/
②立雲峡
立雲峡は、兵庫県朝来市にある竹田城跡を雲海に浮かぶ「天空の城」として眺められる絶景スポットです。専用駐車場から3つの展望台があり、第1展望台までは徒歩40分と険しい道のりですが、そこからの眺めは圧巻。特に秋から冬の早朝には幻想的な雲海が広がり、運が良ければ「天空の城」の姿を楽しめます。一生に一度は訪れたい場所です。
・詳細:あさぶら https://www.asabura.jp/sspot/669
③白井大町藤公園
白井大町藤公園は、7,000㎡の敷地に全長500mの藤棚が広がる山陰随一の藤公園です。白・紫・ピンクの藤の花が咲き誇り、4月には水仙、5月には溜池に映るこいのぼりが楽しめます。地区民が作った水車や田舎の風景も魅力。藤祭りは4月下旬から5月中旬に開催され、自然と温かみを感じられる癒しのスポットです。
・詳細:公式サイト http://www.oomachi.info/
朝来市へのお出かけに関する詳しい情報とお問い合わせ
朝来市へのおでかけに関する情報は、朝来市観光協会公式HPをご確認ください。
https://asago-kanko.com/