「LOVE KOBE FESTIVAL 2024」のイベントとして、昨年の国立開催に引き続き、今回も神戸が生んだ歴史的版画家、川西英氏が残した作品「神戸百景」の一部を国立競技場の場内デジタルサイネージでご紹介させていただきます。神戸の歴史を感じることができる素晴らしい作品をぜひご覧ください。
■時間:12:00~閉門まで
■場所:場内コンコースのデジタルサイネージ
川西 英(Hide KAWANISHI)
1894年神戸市兵庫区生まれ。西洋美術の影響を受けながらも独学で独自の版画作風を確立し、郵便局長を務めながら神戸を代表する版画家。代表作の1つ『神戸百景』は、戦前と戦後でそれぞれ100作品の連作として手がけ、戦前は、1933~36年に制作した木版画の『神戸百景』を発表。当時のみなと街神戸のハイカラ文化を色濃く切り取った作品群は高い評価を得ることとなり、その後の戦後版『新・神戸百景』の制作へと繋がりました。これらの作品は著名人をはじめ、多くの方に愛され続けている作品です。