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更新2022年11月5日

「2022ファイナルセレモニー」レポート(会長・社長・SD・監督・主将コメント)

本日11月5日(土)2022シーズン ホーム最終戦となる、2022明治安田生命J1リーグ第34節vs.横浜F・マリノスの試合後に行いました「2022ファイナルセレモニー」のレポートを掲載します。

 

ご挨拶

楽天ヴィッセル神戸株式会社 代表取締役会長 三木谷浩史

横浜F・マリノスの選手のみなさん、そしてサポーターの皆さん、Jリーグ優勝、本当におめでとうございます。

今年は、我々ヴィッセル神戸にとって大変厳しい一年となりました。こんな風に皆さんとお話する機会もあまりないかもしれないので、少しだけお話させていただければと思います。

元々、今のビデオにありましたけれども、2003年だったかな、神戸市の職員の方が私のところに来まして、ヴィッセル神戸を引き受けてほしいという話をされました。

残念ながら楽天は、東京の会社だからちょっと難しいかなと思ったんですけど、私が引き受けなかったらどうなるんですかと聞いたら、消滅しますという話があって。じゃあちょっと考えさせてくださいということで、最初は個人で引き受けさせてもらって、早くも18年が経ちました。当初の計画では、10年後には断トツのチームになっている予定だったのですが、残念ながら私どもの力が足りなくて、J2にも2回落ちました。でもこの18年間、確実に発展してきたのかなと思っています。今年も本当に厳しい局面でしたけど、選手、スタッフ、吉田監督、そしてサポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、神戸市民の皆の力が集まって、なんとか来年もJ1でプレーすることができます。選手へ拍手をお願いします。

今年は本当に厳しい結果になりましたけれども、これからもスタッフ一丸となって頑張ってくれると思います。みんなでヴィッセル神戸を盛り上げていきましょう。どうもありがとうございました。

 

楽天ヴィッセル神戸株式会社 代表取締役社長 千布勇気

ファン、サポーターの皆さま、スポンサー企業の皆さま、そしてヴィッセル神戸に関わる全ての皆さま、いつも熱い応援をいただき、誠にありがとうございます。

今シーズンは、本当に苦しいシーズンだったのですが、そういった時にもスタジアムに足を運んでいただき、いぶきの森に足を運んでいただき、熱い応援をいただけたことに誠に感謝を申し上げます。

いま、コロナ禍において人と人との関係が疎遠になる状況が長く続いておりましたが、コロナ禍もそろそろ脱しそうということで、改めて地域に愛されるクラブになれるように確かな行動を来期以降も起こしていきたいと考えております。そして、この満員の素晴らしいスタジアムの雰囲気の中で、1試合でも多く皆さまと興奮や感動を共有できるようにクラブスタッフ、社員一同、クラブを強化できるように頑張ってまいります。ありがとうございます。

 

ヴィッセル神戸 スポーツダイレクター 永井秀樹

ヴィッセル神戸スポーツダイレクター永井でございます。会長、社長に続き、一言ご挨拶させていただきます。

まずは、横浜F・マリノスの皆さま、優勝おめでとうございます。2000年、自分もマリノスのユニフォームを着て、優勝した時のことを懐かしく思い出しながらも、非常に悔しい思いで優勝セレモニーを見させていただきました。来シーズンは、我々ヴィッセルがマリノスを倒して、ここで優勝シャーレを掲げられるように努力してまいります。日本サッカーの更なる発展と成長のために、お互い頑張っていきましょう。

そして、ヴィッセルファミリーの皆さま、本日は最終戦にたくさんのみなさまにご来場いただきまして、ありがとうございました。

今シーズンは、開幕から11試合勝ち星に恵まれないという誰も想像できないスタートになりまして、そこからシーズン終盤まで降格争いという大変苦しい状況になりましたこと、ファン、サポーターの皆さま、ヴィッセル神戸に関わる全ての皆さまにも大変なご迷惑をお掛けいたしました。チームを代表してお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

そんな大変苦しい状況ではありましたが、ここにいる素晴らしい選手たちは、誰一人下を向くことなく、前を向いて勇敢に戦い続けてくれました。監督、コーチングスタッフ、スタッフ、クラブのみんながチームの勝利のために、日々ハードワークをしてくれました。そして何より、どんな苦しい状況でも素晴らしいヴィッセル神戸のファン、サポーターが我々の背中を押し続けてくれました。本当にありがとうございました。

「概念は相対化し、揺らぎながら進化する」。これは三木谷会長の言葉でありますが、我々は常に常識を疑いながら、進化しなければなりません。来シーズンに向けて、ここにいる全員で全力で進化するために努力し、取り組んでまいります。そして来シーズン、どんな試合も120%の力を出し切り、戦い切る事をお約束いたします。一年間本当にありがとうございました。来シーズンもよろしくお願いいたします。

 

ヴィッセル神戸 監督 吉田孝行

ヴィッセルファミリーの皆さま、一年間ご支援、ご声援、ありがとうございました。非常に苦しいシーズンでした。

残留できて喜んでいるようでは、本当に悔しいです。自分はヴィッセル神戸が大好きで、全ての責任を負う覚悟で監督に就任しました。

選手たち、そしてサポーターの皆さん、皆が一致団結して強いヴィッセル神戸を取り戻すことはできましたが、ただ自分はもっと上を目指していけるチームだと信じているので、今年の結果は本当に悔しいです。申し訳ないです。来シーズン以降、もっと良いヴィッセル神戸にしていきましょう。ありがとうございました。

 

ヴィッセル神戸 主将 アンドレス イニエスタ

皆さん、こんにちは。まず初めに、ファンの皆さまに本当に感謝の気持ちを伝えたいです。皆さんの応援無しには、このシーズン、こういう形で終わることはできなかったと思っています。

チームは、最後まで戦い抜きましたけども、自分たちが目標にしてきたことに対して、今シーズンは戦うことができませんでした。監督も言った通り、今日は何かを祝うような日ではないですし、その点に関しては選手含め全員に責任があると思っています。

ただこういう難しい状況のときこそ、学ぶことが多くあると思っていますし、今年の経験は来シーズンに同じ過ちを犯さないために学んでいかなければならないと思っています。

望んでいた結果ではないかもしれませんが、難しいときにチームが一丸となって、全員が全てを出し切って、(本来の)目標とした戦いではなかったかもしれませんが、その目標を達成するために全員が戦い抜きました。

後ろに立っている選手、スタッフの皆さんに感謝を伝えたいです。一番難しいときこそ、全員でこの状況をしっかりと受け止めて200%の力を出して戦い抜いたと思っています。今年で最後になる仲間たちに対しても、感謝を伝えたいです。努力とクラブに貢献をしてくれました。

最後にファンの皆さんは、本当にこのクラブの原動力です。皆さんはいつも自分たちために、そこにいてくれます。来年こそは、皆さんに恩返しができるように、全員で努力をします。ありがとうございます。

 

三木谷良一賞

「三木谷良一賞」はシーズンを通して最もチームに貢献した選手へ贈られる賞として2013年に創設されました。今年で10回目となる2022シーズンの「三木谷良一賞」は、汰木康也選手が受賞しました。

■2022シーズン受賞選手:汰木康也選手

 

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