ニュース/レポート

クラブ2012年3月17日

マーク・イングラ氏取締役就任のお知らせ

このたび、(株)クリムゾンフットボールクラブ(ヴィッセル神戸)では、マーク・イングラ氏(46)が、2012年3月12日の定時株主総会にて取締役に選任され、本日(3月17日)付けで就任することとなりましたのでお知らせいたします。

【マーク・イングラ(Marc Ingla)氏プロフィール】
■生年月日:1966年1月21日(46歳)
■出身地:バルセロナ
■経歴:
1990~1992年 Accenture, Dallas (US), Information System Consultant
1992~1993年 The Monitor Group, Madrid (Spain), Business Strategy Consultant
1993~2003年 Diamond Cluster, Barcelona (Spain), Co-founder
2003~2008年 FC Barcelona, Barcelona (Spain), Vice Chairman
2005~2008年 Nauta Capital, Barcelona (Spain), Partner
2006年~現在 様々なインターネット・IT・メディア関連のスタートアップ企業への投資および経営に参画
2011年~現在 Mangrove Capital Partners, Senior adviser、パートナー

■三木谷浩史代表取締役会長コメント:
「今回、マーク・イングラ氏の取締役就任が決まりましたことをお知らせします。
2004年にクラブの経営譲渡を受けてから8シーズンが経過いたしました。これまでの実績をもとに、今後は、アジア・世界を見据えた新たなステージへとクラブが成長するために、世界の先端的な知見を備えた経営体制に移行することが大切ではないかと考え、新たに同氏を取締役に迎えることといたしました。
マーク・イングラ氏は、2003年から2008年の6年間、FCバルセロナで副会長としてマーケティング・メディア関連の取り組みを中心に、様々な面でクラブ経営に貢献されました。また、プロサッカークラブの経営のみならず、IT/メディア関連の企業経営においても、卓越した経験と実績を持たれています。こうした新たな知見を加え、ヴィッセル神戸は、世界を目指し、より神戸の方々が誇れるクラブとして、成長していくことを確信しております。この体制で、引き続き『ACL出場』を目指し、クラブ運営に取り組んで参ります。
引き続き、ヴィッセル神戸への熱いご声援をよろしくお願いいたします」

■マーク・イングラ氏コメント:
ヴィッセル神戸の取締役会のメンバーとなることを、大変光栄に思います。
フットボールの世界はグローバル化し続けており、アジア、特に日本のフットボールの発展は、その中で非常に重要な役割を担っています。今回、友人であるヴィッセル神戸の三木谷会長から、神戸の方々が世界に誇れるクラブを目指すというヴィジョンを聞き、また彼のクラブに対する情熱を共有する中で、取締役への就任を断る理由は何もありませんでした。

FCバルセロナで副会長を務めた中で、日本のバルセロナファンの皆さんとの交流は、最も素晴らしい経験の一つでした。バルセロナファンと共有したフットボールへの情熱を、今回ヴィッセル神戸ファンの皆様と共有することを、心から楽しみにしております。

また、どのような状況においても、取締役というのはクラブの現場とは異なった役割を担っていると考えています。主役は選手・スタッフであり、ピッチの上で違いを作り出しクラブを成功へ導くことができるのは彼らであることを忘れてはいけません。私自身は、その取締役という立場から、クラブのどのような分野に関しても、私の支援と経験が役立つ分野には貢献をしていきたいと考えています。Go, Vissel Kobe!!

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