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チーム2012年2月19日

本日のプレシーズンマッチin高知 神戸vs.新潟試合結果・コメント(2/19)

本日(2月19日)、高知県春野総合運動公園陸上競技場にて行われました「2012 Jリーグプレシーズンマッチin高知 ヴィッセル神戸vs.アルビレックス新潟」の試合結果をお知らせします。

「2012 Jリーグプレシーズンマッチin高知 ヴィッセル神戸vs.アルビレックス新潟」
2012年2月19日(日)14:04キックオフ@高知県春野総合運動公園陸上競技場
[入場者数]4,198人 [天候]晴、無風、気温12.0度、湿度62% [ピッチ]全面良芝、乾燥 [試合時間]90分
ヴィッセル神戸 0-3(前半0-0)アルビレックス新潟
【得点者】
47分 ミシェウ(新潟)
68分 金珍洙(新潟)
84分 ブルーノ ロペス(新潟)PK

≪スターティングメンバー≫
[神戸]
GK 徳重健太(46分植草裕樹)
DF 茂木弘人(79分田中英雄)、羽田憲司、高木和道、相馬崇人
MF 橋本英郎、伊野波雅彦、野沢拓也、森岡亮太(73分朴康造)
FW 大久保嘉人、都倉賢(60分小川慶治朗)
(SUB)
GK 植草裕樹
DF 近藤岳登、岩波拓也
MF 朴康造、田中英雄、三原雅俊、小川慶治朗

[新潟]
GK 黒河貴矢
DF 三門雄大、大井健太郎、石川直樹、金珍洙
MF 菊地直哉、本間勲、小谷野顕治(89分金永根)、アラン ミネイロ(46分平井将生)
FW ミシェウ(77分田中亜土夢)、ブルーノ ロペス(86分藤田征也)
(SUB)
GK 渡辺泰広
DF 増田繁人、村上佑介
MF 金永根、藤田征也、田中亜土夢
FW 平井将生

■警告・退場
[警告]
26分 都倉賢(神戸)
54分 ブルーノ ロペス(新潟)
87分 三門雄大(新潟)

≪試合後の監督・選手コメント≫
■和田昌裕監督:

0-3という結果をしっかり受け止めて、開幕までに修正して自信を持って挑めるようにしたいというのが、最初の感想です。

試合を通して去年まで出来ていた連動した守備という部分で、今日は新潟さんのほうがハードワークしていたと思います。試合が風下からスタートしたので、テンポがゆっくりでした。背後を突く動きなどで相手のラインを下げようとしていましたが、得点に恵まれませんでした。後半に入り、カウンターから味方同士でどちらがいこうかというところで、失点をしていまいました。少し難しい状況になりました。後半は2失点目を受けてから、システムを3バックにして反撃に出ました。チャンスは作れても最後シュートで終われず、逆にそこからカウンターを受けるという内容でした。

ボールを少し持たされていたという感じがしました。もっと速い攻撃がうちのいい部分なのでそこを出すためには、いい守備をしないとつながっていきません。それは試合が終わってから選手たちも感じてくれていたし、私からも伝えました。ボールをゆっくり動かしても相手の陣形を崩せないので、サイドを使ったり速いボールを入れるなど、速い攻撃をしていきたいと思います。セットプレーでもチャンスを作れましたが、次はそこから点を取れるようにしていきたいです。

敗戦は悔しいし、プレシーズンマッチではありますが、これを受け止めて、この悔しい気持ちを開幕に向けてぶつけていきたい。いい意味で敗戦を受け止めて次へいきたいと思います。

(シュート数が少なかった点をどう改善していくか?)
攻撃のトレーニングをまだやっておらず、守備に時間を費やしています。ひとりひとりのアイデアやまずはカウンターという意識を伝えています。これから精度をあげていきたいと思います。もっとシンプルにプレーをすることが大事かなと。テンポの速さだったり、お互いの距離感などが大事になると思います。その辺りを積み上げていきたいと思います。

(課題も多く出た試合だったと思います。この試合の収獲は?)
課題が出たことが一番の収獲だと正直思います。順調に勝利して開幕することもいいですが、「こういう現象が出る」ということが出たので、それを選手たちが身を持って感じてくれたと思います。開幕でこういうゲームになってしまうと、ショックも大きいと思うので、これから3週間積み上げていくにあたっては、課題が出たことはチームにとってものすごく大きな収穫だったと思います。

■大久保嘉人選手:

中盤に入ってきてほしいところにボールが入って来ないから、自分たちが下がっていくのですが、わざと前を向いてドリブルで突っかけても、みんな後ろにいるので、一度後ろに戻してまたボランチに下げてやるという形が多かった。そこがうまくいっていないのかなと思います。スイッチを入れてドリブルで行った時には、みんな前に出て行ってくれないと。空いたところにドリブルで入ったり、出して飛び出すという動きがなかったので、難しかったです。
(前半、ボランチまでスムースにいけていたと思いますが、そこから勝負する位置が遠かったと思います)
一番いいのは、拓さん(野沢選手)や亮太(森岡選手)が持った時にウラに出てくるということですが、そういう動きがあまりありませんでした。後ろに戻しても危険なボールが出せていなかったと思います。こういう部分は練習でやっていきたいと思います。
(そんなに悲観する内容ではない?)
悲観はしていません。焦ってもいませんし、今日新潟にやられたことで、逆によかったかもしれないです。これだけ補強して、みんないける、やれると思っていたところで、ああやってブロックを組まれてやられて、何もできなかったのは逆によかったと思います。
(攻撃に関わる選手が補強で入ってきて、それぞれやりたいプレー、得意なプレーが違うなかでの不安は?)
どこかで合ってくるとは思うので、不安は特にありません。練習でそこをみんなで話しながら、やっていけばいいと思います。つなげるというのは頭の中にあるから、もう一回やり直してという形が多いですね。前に出せる時は、前に出して、押し上げるという形を作らないと。そうしないとズルズル、ディフェンスラインを上げられて、イノ(伊野波選手)や和道さん(高木選手)が遠いところからロングボールになるので、そうなるとらしさが出ません。そこが今日分かったので、修正していきたいと思います。
(守備の場面でも連動出来ていない部分がありました)
去年の最初もそうでした。試合を重ねる中ではまってきた感じでした。シーズン途中からでは遅いと思うけど、開幕に合わせて、みんながやりやすいようにやりたいです。窮屈にやっても全然面白くないし、それが出来るメンバーが集まっていると思うので。

■相馬崇人選手:

うまくいっていない箇所が多いから、もう一度試合を見直して、どこが悪いのかを見ないとダメですね。
(チーム全体の守備として共通意識が出来ていない部分もあるのでは?)
そうですね。見ての通りという感じですが、幸いにも開幕まで3週間あるから、そこで修正していきたいと思います。
(前に出て攻撃に絡むシーンも多かったのですが、どうやって崩すのかという意思統一が見えなかったと思います)
シュートまで行けていないし。でも去年とメンバーが大幅に入れ替わっているし、去年のサッカーにはまる補強ではないので、違うことをやろうとしている中で、ここは通らないといけない道。バルセロナの選手が移籍してきたわけではないので、入っていきなり集まって「こういうサッカーをしよう」といってすぐに出来るわけではないですし。今、そういう時期というか、リーグ入ってから勝つようになればいいから、とりあえずみんなでどういう風にやっていこうというのを話し合っていきたい。
今回も不安を残したまま試合に入っていました。紅白戦でもうまくいっていなかったので。こういうガチの試合で、それがはっきりしたと思うので、もう一度見直して、チームとしてどういう風にやっていくかを考えないといけないと思います。通るべき道だと思います。
(開幕まであと3週間。不安はありますか?)
うまいこといっていなくて、順風満帆ではないのは見ても分かると思います。それがどこから自信になっていくのかということもありますが、チームとして自信がついてきて「いける」と思えたら強いチームになれると思う。残りの練習試合(非公開)である程度形を掴んでいきたいと思います。

■植草裕樹選手:

早い段階で点を入れられてしまいました。もう少しカウンターに気をつけなければいけなかったと思います。
(キャンプを通じてもメンバーを固定してやっていないので、ディフェンスラインとの連携は?)
個人能力が高いので、頑張ってもらうというのがありますが、あとはOKかOKではないかという指示を後ろから出すくらいだったのですが、もう少し自分のプレーに専念出来ればよかったと思います。ちょっとしたポジションの悪いところとかが気になりすぎて、武田コーチとも話しましたが、もう少し自分のプレーが出来ればよかったと思います。

■伊野波雅彦選手:

(前半と後半で中盤として気をつけたことは?)
前半はある程度コントロール出来ていたかなと思いますが、後半1点取られて、そこから立て直しがきかなかったのはもったいないし、自分の中でそこで、チームを立て直せなかったことが不甲斐ないというか。
(距離感がつかめていないということは?)
もっと走らないと勝てないと思います。全員が。走れていないし、周りから見ている人は分かると思いますが、中盤の選手も全体的に運動量が足りないと思うので、このままでは勝てない。それが今日の試合では分かったと思います。それを自分たちでしっかり気づいて、もっと走って、チームとしてハードワークしていかないと同じ事が起こる気がします。本当はそれを試合の中で改善していかないといけないのですが、それが出来なかったことにすごく悔いが残ります。課題がしっかり出たので、もっと個人個人が責任を持ってやっていかないといけないと思います。

■野沢拓也選手:

課題が出たことが収獲だと思います。負けていい試合なんてないですし、今日は本当に悔しいです。
(最後のほうはボランチまで下がったりするシーンもありましたが)
やりづらさはありませんでしたが、新しく入った選手が多いので、コミュニケーションの部分が大事。今日の試合もそうですが、これから練習試合(非公開)もありますので、そういう部分を大事にしていきたいと思います。開幕ももうすぐなので、負けた試合を教訓にして、次に戦うために練習でみんなで修正していきたいと思います。
(危機感を持つには早い?)
そういうのは、プロに入ってから身についてるものであり、毎年危機感はあると思います。
(コーナーキックは合う部分があったと思うが)
少ししか時間がない中で、練習でも大事にしているので、今日色々試してみて、迫力もありましたし、惜しいシーンもありました。惜しいで終わってしまったけど、そこを決めて終わるというのが勝点3につながっていくと思います。

■橋本英郎選手:

失点すると追いつかなくなるというのがありますが、今日はその中でもまだましだったと思います。前の磐田との練習試合の時のほうがひどかったので、少しは改善出来ているという感じはします。
(前半と後半で変わった点は?)
前半は、あまり基本的にやられそうな気はしなかったので、良かったのですが、後半は失点をしてから点を取りたいという部分で明確に攻めの形がないというか。頼れる形がないというか。去年も失点してから、得意のカウンターが活きないという課題があったということなので、ここから一つ上にいくためには、失点した後でも「これをやれば取れる」という形があれば、もっと落ち着きが出ると思うし、頼れる形が出来ると思います。嘉人があれだけ前で頑張ってくれているので、もう少し余裕のあるプレーが出来る環境を中盤の選手で与えられればいいのですが、まだ前の2人で頑張っているだけというのが多いと思います。
(ご自身の状態は?)
90分出来たのと、思ったより体が軽く動くようになったと思います。外人と競っても苦にならなかったので、いい方向に向いているというのが個人的には良かったです。

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