12月21日（日）に開催されました、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 ファイナル「鹿島アントラーズユースvs.ヴィッセル神戸U-18」は、1−1のまま延長でも決着がつかず、PK戦までもつれ込みましたが、残念ながら2−3で敗れて悔しい準優勝という結果となりました。
皆さま、最後まで熱いご声援を本当にありがとうございました。
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 ファイナル
2025年12月21日（日）13:30キックオフ／埼玉スタジアム2002［45分×2／延長10分×2／PK戦］
鹿島アントラーズユース 1-1（前半1-0/後半0-1/延前0-0/延後0-0/PK3-2）ヴィッセル神戸U-18
得点者
平島 大悟（37分／鹿島）
原 蒼汰（57分／神戸）
試合メンバー
ヴィッセル神戸U-18
GK：胡 云皓
DF：西川 亜郁、寺岡 佑真、原 蒼汰、西岡 鷹佑（110分／片山 航汰）
MF：藤本 陸玖（77分／片山 航汰）、瀬口 大翔、濱﨑 健斗、上野 颯太（90+2分／井内 亮太朗）
FW：大西 湊太（60分／渡辺 隼斗）、森分 圭吾（HT／川端 彪英）
［SUB］GK：亀田 大河／DF：西村 水岐、高嶋 蒼和／MF：里見 汰福／FW：西田 翔
監督：安部 雄大
鹿島アントラーズユース
GK：大下 幸誠
DF：朝比奈 叶和、元砂 晏翔仁ウデンバ、大川 佑梧
MF：大貫 琉偉、平島 大悟（84分／土井 空芽）、中川 天蒼（73分／長 疾風）、岩土 そら、福岡 勇和
FW：髙木 輝人、吉田 湊海
［SUB］GK：黒澤 奨永／DF：倉橋 幸暉、林 勘太／MF：佐藤 湧斗、物井 慈元／FW：正木 裕翔、滝澤 周生
監督：中野 洋司
試合後の監督・選手コメント
安部 雄大 監督
「今日、最終的にはPKという形になりましたが、自分たちのスタイルを貫けたと思う反面、それで（タイトルを）獲れなかった悔いと、ある程度やれたという手応えと、両方が入り乱れている感情です。やはり自分たちのスタイルで（タイトルを）獲り切るというのを今年掲げていたので、最後2点目が取れなかったということは課題だったかなと感じています」
―前半押し込まれながらも後半立て直したというのは、ハーフタイムにどのような指示をしたのですか
「単純にメンバーを1人代えました。それで、自分たちがやってきたこと、もっとボールを持つこと、怖がらないで敵陣に侵入していくということを伝えました。また、リードされている状況でどうしても攻撃が縦、縦と、急いでしまうことが考えられたので、『しっかり（横の）揺さぶりを入れながらやろう』ということは伝えました」
―後半盛り返しましたが、延長に入るとまた押し込まれる場面が多かったっですが、その辺りはどう捉えていますか
「なかなか前線でボールが収まらなくなる。それから奪った後も鹿島さんの出足というか、トランジションのところでまた盛り返されたなという印象を受けています。それでも、個人で（相手を）剥がしながら、時間を作りながらということを試みてはいたんですが。どうしてもちょっとカウンターが多くなって、早い攻めになって（ボールを）失って、という感じで相手に少しリズムを持っていかれたなと思っています」
―試合終盤に片山選手を投入してPKの5番目を任せたのかなと思うのですが、どういう思いで任せたのでしょうか
「今週一週間の中で二度、PKの練習をしまして、その中でやはり彼のクオリティが高かったので、最後PKを蹴ることも含めて起用しました」
ー初めてのプレミアリーグファイナルは、安部監督にとってどんな景色でしたか
「そうですね、もう本当に3年間来れなかったこの場に来ることができて、本当に単純に楽しかったし、当然やはり最後は勝ちたかったし、なんか色んな感情が入り乱れてますけど、またここに戻って来たいなという景色でした」
4. 原 蒼汰 選手
ー試合を終えた今の率直な気持ちを教えてください
「これが高校最後の試合で、勝ちたい試合だったんですけど、みんなとできたサッカーが本当に楽しくて、今ももう一回やりたい気持ちもありますし。でもやっぱこの試合に全部出し切ったので後悔はないです」
ー前半押し込まれて、後半押し返した感じでしたが、試合を振り返ってどうでしたか
「前半押し込まれる試合は（WEST）リーグ戦の中でも結構あって、後半のところで自分たちは結構得点を取ってきていて。最後の終了間際の得点だったり、（そういう風に）後半にギアが上がるので。そういうのもあったので、後半にもう1点取りたかったです」
ーゴールシーンを振り返ってみてもらえますか
「いつも練習している感じの（キッカーの）藤本から本当に良いボールが来て、あとはゴールに向かって合わせるだけでした」
ー中学年代から一緒にやってるみんなとファイナルに来れたことについてどう思いますか
「自分は伊丹U-15で、森分と寺岡と一緒に（U-18に）上がって、寺岡とは最後の試合にセンターバックとして組めて、めっちゃ嬉しくて、この時間がもっとあったらいいのにと思うんですけど。（森分）圭吾も一緒に（U-18に）上がってやって来れてほんまに嬉しかったです」
ーこのU-18のチームはどんなチームでしたか
「今年は結構劇的な試合があって、勝負強さがあって、前の選手が得点を取ってきてくれるんで。そうですね、強かったです」
ー安部監督はどんな監督でしたか
「監督はいつも自分たちのことを考えて、どうやったら勝てるかとか、本当に思ってくれていて。ここでしか恩返ししかできないと思っていたんですけど、でもこういう結果になってしまって。監督のためにも優勝したかったです」
ー最後に今後に向けて
「中学校から6年間このクラブに育ててもらって。大学経由でこのクラブに恩返しできるように、しっかりと成長した自分が見せれるように、戻って来たいと思います」
8. 瀬口 大翔 選手
ー試合を終えた今の率直な気持ちを教えてください
「悔しいの一言です」
ー試合を振り返ってどうでしたか
「個人としてはもう何もできなかったというので悔しい気持ちでいっぱいなんですけど、チームとしてはみんなでビルドアップの練習をしてきたので、そこはしっかり発揮できて良かったと思っています」
ー特に後半はサイドから積極的に仕掛けられていたと思うのですが、ご自身のプレーはどうでしたか
「あまりチャンスメイクという部分が出せなかったので。決定的な仕事というのはできなかったので。それがすごく悔しいです」
ーキャプテンとしてチームを引っ張ってきて、このU-18はどういうチームでしたか
「色んな選手が活躍してくれて勝った試合が多かったので、そういうところが良かったですし、先輩後輩関係なくピッチ内では言い合える関係があったからこそここまで来れたなと思います」
ー中学年代から一緒にやってるみんなとファイナルに来れたことについてどう思いますか
「最後これを勝ってハッピーエンドで終わろうって、みんなと話していたんですけど。とにかく、このメンバーでやれてすごく幸せだったなって思います」
ー今後に向けてのコメントをお願いします
「今日みたいなプレーをしていたらトップチームでは出れないと思うので、練習からもっとアピールして早く（トップの）ピッチに立てるように努力していきたいと思います。応援ありがとうございました」
10. 濱﨑 健斗 選手
ー試合を終えた今の率直な気持ちを教えてください
「どんな形であっても優勝したかったんですが、ゴールも決めれず、PKも外してしまってチームに申し訳ないと思っています」
ー前半押し込まれてましたが、後半は押し返したと思います。試合を振り返ってどうでしたか
「そうですね。前半はボールは持つことができてたんですけど、シュートやゴール前の場面が少なかったので、話し合って後半もっとゴールに迫ろうというのを言い合って、そこはできて良かったなと思います」
ー濱﨑選手も割とチャンスを作っていたと思いますが、ご自身のプレーはどうでしたか
「自分自身もチャンスが何回かあって、決め切らないといけない選手だと思っていますし、そういうところでチームを活気づけて結果を出していかないといけないと思っているので、それが今日できなくて悔しいです」
ー今シーズンはトップチームでの活動もあったと思うのですが、U-18の活動はどうでしたか
「基本的にはトップチームでやらせてもらっていたので、U-18は最後の方だけでみんなとやることは少なかったです」
ーU-15から一緒にやってるみんなとファイナルに来ることができてどうでしたか
「中学の時に日本一になって、高校3年生の時にも自分たちは強いところを結果で示したかったので、負けてしまって悔しいですけど、次に向かって一人一人が頑張っていきたいと思います」
ー今後に向けてのコメントをお願いします
「負けたことはもう変えられないので、これを次に繋げられるように、一日一日努力してプロの舞台でもっと活躍できるように頑張ります。応援ありがとうございました」
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