ニュース/レポート

クラブ2025年12月23日

【シリーズ企画】モーヴィがめぐる!兵庫県魅力発見ツアー~垂水区~


このたび、ヴィッセル神戸は兵庫県内の各自治体と連携し、各自治体の魅力をモーヴィが直接訪問して発信するシリーズ企画を実施します。モーヴィが訪問先の施設の様子や名産品を堪能し、その自治体の知られざる魅力を広く発信していきます。
第6回目となる今回は、神戸市内を小旅行。神戸市西部に位置する「垂水区」の魅力を堪能してきたモーヴィの様子をご覧いただき、ぜひ試合観戦の日は、垂水区の観光もあわせてお楽しみください。

垂水区のプロフィール

■人口:204,558人(2025年10月現在)
■面積:約28km²(神戸市全体では約552km²)
■特産品:神戸夜明けのしらすなど新鮮な魚介類
■主な観光地:明石海峡大橋、五色塚古墳、アジュール舞子など

垂水風景

垂水区までのアクセス

■鉄道(JR線)
JR三ノ宮駅より垂水駅まで快速で18分
阪神・阪急神戸三宮駅より山陽垂水駅まで特急で28分

■車
神戸市中心部より国道2号線西へ約30分

 

舞子公園で明石海峡大橋を堪能

ノエスタから車で約30分、垂水区の海岸沿いに位置する「兵庫県立舞子公園」に到着しました。
この公園は、本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋の神戸側のたもとに広がっています。巨大なアンカレッジ(橋の基礎)を中心に、明石海峡に面した遊歩道や広々とした芝生広場が整備されており、モーヴィとヴィッセルセレイアは、まずその美しい景色を満喫しました。

明石海峡大橋の雄大さに感動するモーヴィとセレイア



広い芝生広場ではゆっくりと過ごすことができます


「夢レンズ」は人気の写真撮影スポットです


1.舞子海上プロムナード
舞子公園内にある「舞子海上プロムナード」は、明石海峡大橋の橋脚内部に設置されたユニークな施設です。海面から47メートルの高さにある8階の展望ラウンジでは、橋を通過する車の振動が伝わってくるのを感じられます。さらに、展望フロアの一部はガラス張りになっており、足元に広がる海面が丸見えという、スリル満点の体験もでき、モーヴィも楽しんでいました。プロムナードの先端にある展望デッキからは、明石海峡の息をのむような絶景を心ゆくまで堪能することができます。

本州側の橋の下が入口です


強化ガラスの床面を恐る恐る歩くモーヴィ。海面が見えて怖いですが、絶対安全とのことです


高さ47メートルから見下ろす明石海峡は絶景!遠く大阪・和歌山方面まで見渡すことができます


展望フロアにはカフェレストランもあり、お土産も販売しています。モーヴィは「たこくじ」に挑戦し、明石たこのぬいぐるみをゲットしました

営業情報
  • 住所:神戸市垂水区東舞子町2051
  • TEL:078-785-5090
  • 営業時間:9:00~18:00 (最終入館は閉館30分前まで)
  • 休館日:4~9月 無休 / 10~3月 毎月第2月曜日(祝日の場合は翌日) / 1月2日~1月3日
  • 入場料:大人・平日250円、大人・休日300円、小中高生以下無料
  • 公式HP:https://hyogo-maikopark.jp/facility/f01/#ad-image-0
※詳細は公式HPにてご確認ください


2.橋の科学館
次に訪れたのは、明石海峡大橋のすぐ隣にある「橋の科学館」です。
この科学館は、明石海峡大橋をはじめとする本州四国連絡橋が誇る世界最高水準の架橋技術を紹介するサイエンスミュージアムです。パネル展示、精巧な模型、迫力ある映像、風洞模型、そして3D映像などを通して、海洋架橋技術の素晴らしさを体験し、分かりやすく学ぶことができます。モーヴィも、展示の一つひとつに目を輝かせ、興味津々な様子でした。

舞子海上プロムナードのすぐ横にあり、休憩スペースは入館無料です


明石海峡大橋の技術を学ぶことができる施設です


100分の1スケールの橋を見上げるモーヴィ。実際に建築時の風洞実験で使われた模型だそうです


お子さまには分かりやすく、大人の方には興味をそそる説明があり、親子で楽しめる施設です


営業情報
  • 住所:神戸市垂水区東舞子町4-114
  • TEL:078-784-3339
  • 営業時間:9:15~17:00 (最終入館は閉館30分前まで)
  • 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 入館料:大人500円、小・中学生250円
  • 公式HP:https://www.hashinokagakukan.jp/

※詳細は公式HPにてご確認ください

五色塚古墳で古代に思いを馳せる

次に訪れたのは、舞子公園から車で10分ほどの距離にある「五色塚古墳」です。
五色塚古墳(千壺古墳とも呼ばれます)は、4世紀後半に築造された兵庫県下最大の規模を誇る前方後円墳です。全長は194メートルにも及び、明石海峡を見下ろす海上交通の要衝に位置しています。このことから、海上交通と深いつながりを持つ有力者がここに葬られたと考えられています。

1965年から10年もの歳月をかけて、古墳時代の姿に復元整備されました。現在もその優美な姿を間近で見ることができ、モーヴィも古代の歴史ロマンを感じていました。

後円部の高さは約19メートル。古墳は階段で上ることができます


古墳の上からは明石海峡大橋が見えます。古代と現代の技術の粋を一度に見られるのは垂水区ならではの特権です!


後円部に登頂しました!垂水区を一望できます!


埴輪や副葬品の展示もあり、古墳時代に思いを馳せることができます

営業情報

※詳細は公式HPにてご確認ください

さかなの学校で海のお勉強

続いてモーヴィとセレイアが訪れたのは、マリンピア神戸内にある「神戸市立水産体験学習館(さかなの学校)」です。
ここでは、魚について楽しく学べるだけでなく、「塩づくり体験」や海をテーマにした様々なワークショップも開催されています。
特に人気なのは、「六甲山牧場のミルク」と「さかなの学校手作り塩」を組み合わせた、神戸ならではの「六甲山ミルクジェラート」です。海と山の恵みが融合したこのジェラートは、モーヴィとセレイアも美味しくいただきました。

施設はマリンピア神戸の西側にあります。目の前はヨットハーバーです


モーヴィは塩づくりを体験。濃度を高めた海水を煮詰めると、40分ほどでミネラルたっぷりの天然塩ができあがります。できた塩は持ち帰ることができます!


甘じょっぱさがたまらない六甲山ミルクジェラートの「塩」。海と山が融合した神戸らしいスイーツです


お魚グッズの販売や貝殻探し体験など、家族連れで楽しめるアクティビティが満載でした

営業情報

※詳細は公式HPにてご確認ください

垂水漁港で新鮮な魚介類をいただく!

最後に二人が向かったのは、JR・山陽垂水駅から南へ徒歩10分ほどの場所にある「垂水漁港」です。
垂水は古くからの漁師町で、ここでは「昼網(ひるあみ)」と呼ばれる独特の方法で、獲れたての新鮮な魚が食卓に届けられています。これは、目の前の海で朝獲れた魚を昼のうちに競りにかけ、昼過ぎにはもう店頭に並ぶという仕組みです。モーヴィとヴィッセルセレイアは、その魚の競りの様子を見学し、さらに漁港の直売所も訪れました。

(1)垂水漁港で競り見学
神戸市漁業協同組合様のご厚意により、モーヴィは競りの見学をさせていただきました。その迫力ある光景にモーヴィは圧倒された様子でした。競り落とされた魚は、待機している車に瞬時に積み込まれ、すぐに店頭へと運ばれていきます。これが、垂水の魚が「新鮮」と称されるゆえんなのです。また、ここで競り落とされたばかりの新鮮な魚は、漁港に併設された食堂で味わうこともできます。


毎日お昼12:00から行われるという競りの様子。
※通常は競りの見学はできません。


目の前の海で獲れたサワラ。ほかにもタイや、この時期が旬のタチウオやウマヅラハギなどが上がっていました!


漁港の食堂では、垂水の新鮮な魚を味わうことができるので大人気です!

営業情報(垂水漁港食堂)

  • 住所:神戸市垂水区平磯3-7-125 水産会館 2F
  • TEL:070-1276-0995
  • 営業時間:平日(火曜日を除く)/9:00~14:30、土・日/9:00~16:30
  • 定休日:毎週火曜日
  • 公式HP:https://kobeshi-gyokyo.or.jp/dininghall

※詳細は公式HPにてご確認ください

垂水漁港食堂には駐車場がありません。ご来店の際には、公共交通機関をご利用ください。

(2)神戸市漁業協同組合直売所
漁港の敷地内には、加工品を中心に海の幸を販売する直売所があります。
こちらで特に注目すべきは、神戸の漁師だけに許された夜明け前のしらす漁で獲れる「神戸夜明けのしらす」です。垂水漁港で水揚げされた後、すぐに併設の加工場で釜揚げされるため、その鮮度は抜群です。まさに神戸ならではの、ここでしか味わえない逸品です。

漁港の隣にある魚の直売所


早ければ水揚げの1時間後以内に、釜揚げされたしらすが店頭に並ぶそうです

営業情報(神戸市漁業協同組合 直売所)
  • 住所:神戸市垂水区平磯3-1-10
  • 営業時間:9:00~16:30
  • 定休日:年中無休(お盆、正月を除く)
  • 公式HP:https://shop.kobefish.com/

※詳細は公式HPにてご確認ください

垂水区その他の魅力

①塩屋エリア
まるでアニメのような景色が楽しめるとSNSでも話題となった垂水区「塩屋」の街。坂道が多く、少し足を伸ばせば高台から海を見渡すことができるこの街は、近年その環境の良さから移住者も増えており、素敵なカフェやショップも続々とオープンしています。
https://www.feel-kobe.jp/column/shioya_sansaku/



②西舞子エリア
「やっぱり海はいいなぁ」と思わせてくれる景色が、西舞子にあります。目の前に広がる青い海を眺めながら、コーヒーを飲む。そんな楽しみ方をしたいなら、西舞子エリアにあるシーサイドカフェを訪ねてみませんか?
https://www.feel-kobe.jp/column/tarumi-sea-cafe/