ニュース/レポート

クラブ2025年9月11日

ルヴァンカップ準々決勝第2戦におけるトゥーレル選手の退場処分について

日頃より、ヴィッセル神戸にご支援ご声援を賜り、誠にありがとうございます。

この度、2025年9月7日(日)に開催されましたJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝第2戦におきまして、前半26分のプレーでマテウス トゥーレル選手が退場処分の判定を受けました。
この件について、以下の通りご報告いたします。

退場処分を受けた当該プレーは、相手選手に遅れてスライディングをしたことに対し、著しく不正なプレーと判断され、トゥーレル選手にレッドカードが提示されました。弊クラブにおいても映像を確認したところ、確かにスピードを伴って遅れてスライディングしたことにより、ファウルがあったことは間違いありません。しかしながら、トゥーレル選手も咄嗟に足裏を地面につけることで相手を蹴りつけたり、踏みつけることを避けており、このプレーを「著しく不正なプレー」と判断されたことは、弊クラブ内での認識と隔たりがあると感じております。

そのため、Jリーグ規律委員会規程に基づき、処分決定に対する「弁明手続き」を行い、処分内容の見直しを請求いたしました。

しかしながら、「弁明手続き」の結果、当初の決定が覆ることはなく、当該プレーは「著しく不正なプレー」と認定され、トゥーレル選手は2試合の出場停止および罰金が課されることが確定いたしました。2試合の出場停止は非常に重い処分だと受け止めており、大変残念に思っております。

今回の事象を受け、改めてサッカーにおける判定の透明性と信頼性向上が極めて重要であると考えております。特にVARが導入された現代サッカーにおいては、観客の皆さまやプレーしている選手が、判定の根拠をより深く理解できる環境整備が不可欠であり、これにより、判定に対する不信感を払拭し、サッカーの魅力をさらに高めることができると信じております。

今後につきましても、Jリーグの秩序と規律を尊重しつつ、日本サッカー界の発展のため、一層の努力を重ねていく所存です。

引き続き、ヴィッセル神戸への温かいご支援とご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
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