ニュース/レポート

クラブ2023年5月7日

槙野智章氏「ヴィッセル神戸エバンジェリスト」就任のお知らせ

このたび、2022シーズン限りで現役を引退した槙野智章氏が、ヴィッセル神戸のエバンジェリストに就任することが決まりましたので、お知らせいたします。

今後、槙野氏にはエバンジェリストとしてホームゲームのゲスト出演やクラブのYouTube企画など、各種イベントへの出演を通じてヴィッセル神戸の魅力を発信していただきます。

 

槙野智章氏プロフィール

■生年月日:1987年5月11日(35歳)

■身長/体重:182cm/77kg

■ポジション:DF

■出身地:広島県広島市

■チーム歴:
井口明神FC('94~'99/草津小・広島)→サンフレッチェ広島ジュニアユース('00~'02)→サンフレッチェ広島ユース('03~'05)→サンフレッチェ広島('06~'10)→1.FCケルン('11/GER)→浦和レッズ('12~'21※'12は期限付き移籍)→ヴィッセル神戸('22)
※GER=ドイツ

 

槙野智章氏 ヴィッセル神戸エバンジェリスト就任会見

槙野智章氏ご挨拶

皆さま今日はお忙しい中ありがとうございます。そして、お久しぶりの方々こんにちは、槙野です。
時間の許す限り皆さんの質問に答えたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

質疑応答

-エバンジェリスト就任の経緯を教えてください

昨シーズンにヴィッセル神戸で引退した後に、ヴィッセル神戸からこのような素晴らしいお話をいただきました。今日までいろんな話がありましたが、クラブのPR、アカデミー含めてぜひお力をということで、僕もできる限りのことはやっていきたいという話の中で合意した形です。

-現段階の構想で何をするかを教えてください

大きく言えば、ヴィッセル神戸という素晴らしいチームをたくさんの方に知っていただく活動をしていきたいと思います。イベント含めて、試合に出向いて伝えてくやり方もあると思いますし、ジュニアユースやユース、アカデミーに対してヴィッセル神戸とは、チームの大切さだったり、夢や目標を持つ大事さを伝えていく活動をしていきたいと思います。あとはスポンサーの方々とのトークショーなども考えています。

-神戸にいる頻度も増えますか

これからスケジュールを見て、話していくことになると思います。神戸だけではなく東京でのお仕事や、遠征先だったり、色んなところでヴィッセル神戸と関わることがあると思います。

-ヴィッセル在籍時にもっとこうPRすればいいのになと思っていたことはありますか

素晴らしい選手達もいますし、街全体をもっとヴィッセル神戸カラーだったり、試合の日だけではなく日頃から三宮や元町などの人がショッピングする場所で選手のポスターやフラッグなどを出すことで、より認知が上がっていくと思います。Jリーグの中でもヴィッセル神戸は最先端のビジネスや思考を持ったクラブだと思うので、ものすごくうまい仕掛けができていますし、スタジアムも指定管理をとっているので、照明だったり来ている人達を楽しませるアクションを起こしていますが、もっと街全体、地域密着型で色んな人を巻き込んでいく必要があるかなと思います。

-仕掛けの部分で槙野さんは現役の頃からサポーターとの距離を大事にしていると思いますが、今回の就任でよりサポーターと何かイベントをしたいなどはありますか

サポーターとの距離が離れているわけではなく、コロナ禍もあり、その中で選手も入れ替わりなどもあり、もう少し観客動員や今の順位や盛りあがっているところを伝えていかなければいけないと思います。できるだけ選手とサポーターが同じ時間を共有できるようなイベントを増やしていきたいと思います。例にあげると川崎フロンターレが商店街を歩いて、商店街の人達と選手が関わっているようなことを見て、神戸もやったほうがいいなと思いました。実際に僕も昨年住んでみて思いましたが、あまりチームや選手の顔を認識していない方が多いという印象を受けたので、街に出向いて選手と交流する機会をもう少し増やしていかなければいけないと思います。

他のクラブが素晴らしい企画をやっていますが、それを真似てサポーターの方たちを喜ばせることも大事だと思いますし、ヴィッセル神戸にしかできないこともあると思うので、僕がエバンジェリスト契約をさせていただいた中でクラブにしっかり提案できればなと思っています。

-Jリーグでいろんなクラブに行かれていますが、ヴィッセルのどんなことを知ってもらいたいですか

昨年在籍して最初に思ったのは選手のキャラクター性です。ピッチではわからないオフのところ、この選手こんなに面白いんだよ、この選手こんなにサッカーのことを真剣に考えてアプローチしているということをまずはヴィッセル神戸のサポーターに知ってもらう活動をしていかないといけないですし、実際に(昨年)ラジオ関西の番組で選手の裏の顔や特徴を知ってもらうことで、この選手はこんなことを考えているんだとより知ってもらうこともあったと思いますし、より選手にメディアに出て、発信していくことをやってもらいたいです。

ピッチの上でプレーして、たくさんの方を喜ばせるのと同時に、選手にはメディア活動も一生懸命やってもらうことが大事だと考えているので、外の人が内側のことを言うより、内側の人がもっと選手の良さを伝えていくことが大事だと思います。

-ヴィッセルを離れられて半年が経ちいろんな活動をされていると思いますが、離れたからこそこのクラブのエバンジェリストになることを決めたということもありますか

実際に僕がこのクラブに来る前と来た後で全然違う印象を抱きました。それはポジティブな面が多く、先程もありましたが選手の特徴を神戸のサポーターだけではなく、他クラブのサポーターにももっと知ってもらいたいという思いがあります。また、神戸のフロントの新しい仕掛けやビジネス思考はJリーグを代表するものだと思っています。それだけヴィッセル神戸には魅力が詰まっているので、そこはヴィッセル神戸に来る前と来た後では大きな発見がありました。

ポジティブな部分よりももったいない部分を知れたことも素晴らしい収穫でした。先程から言っている通り、地域密着で地域の方とより強くやっていくことが、これから優勝に向けてやっていかないといけないところだと思います。

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