ニュース/レポート

チーム2022年3月24日

3/24(木)リュイス監督 メディア向けオンライン取材コメント

本日、3月24日(木)、メディアの方々を対象にしたリュイス監督のオンライン囲み取材を行いました。

 

リュイス監督コメント(一部)

こんにちは、私は、リュイスです。よろしくお願いします。

日本語を少しは勉強しましたが、言いたいことをうまく表現できるレベルまでは至っていないので、通訳の力を借りながら自分の思うことを伝えられたらと思います。日本に来て3年になりますが、今のところできるのは自己紹介です。

まず、この機会を与えてくれた三木谷会長に感謝をしたいです。このクラブで試合に勝っていくためにやらなければいけないことは、自分の中で確信を持っています。サッカー界で20年の経験がありますし、日本に来てからも3年が経っていて、J1含めてJリーグのことも知っているという自負があります。こういった(シーズン途中から監督に就任する)経験が初めてのことではなく、これまでに経験してきたことでもあります。

このクラブには素晴らしい選手、スタッフが揃っていることは間違いありません。ただ努力が報われずに十分な成果が出ず、今回監督交代という残念な状況になってしまいましたが、ここからはクラブで前を向いて、勝ち続けていくための働きをしていきたいです。

ヴィッセル神戸のファンは、すごく情熱があって、日本の中でも特別なファンだと感じています。神戸の街に住む方たちは、(震災という)大きな困難に直面していて、そこから彼らは立ち直ってきたという経験を持っています。このクラブは神戸の復興という歴史と切っても切れない関係性にある中で、自分たちがファンの方たちに見せなければいけないものは、情熱であり、やる気だと思います。試合で戦っていく姿勢を通して、ファンの皆さまを喜ばせていく使命があると思います。

 

-暫定的に指揮を執ると聞いていますが、どのように捉えていますか

自分としては1日目から努力をして、勝てるチームを作ること。それだけに集中しています。そこからどうなるのか、自分が暫定なのかということはあまり考えておらず、ヴィッセル神戸の監督は自分であり、勝つための努力をしなければならないのは、自分だと考えています。

-ご自身をどういったスタイルを持った監督だと捉えていますか

自分は、自分の指導するチームがゲームのあらゆる局面を支配してほしいと考えるタイプです。ゲームの局面次第では、ボールを保持してゆっくりと相手ゴールに迫っていくようなプレーでゲームを支配していく必要があるときもあれば、局面によっては素早い攻撃をすることでゲームを支配する必要があるときもあると思います。同時にディフェンス面では、相手の陣地でアグレッシブにプレッシャーをかけられるようなチームでありながら、自陣で守るときにも安定感があるといったチームになるべきだと思います。

これを実現することは、もちろん簡単なことではないですが、少しづつ積み上げていかなければならない仕事です。ただこのチームに集まっている選手、スタッフの質を考えれば、最短距離でそこまで到達できると思っています。

 

-神戸での震災といった歴史を以前から知っていたのか、それとも監督に就任するということで学ばれたのか、どちらなのでしょうか

自分はいつも新しいクラブ、新しい街に来た時に、その街の歴史を学ぶことで、その街にできるだけ早く適応することを心掛けています。(私自身が)神戸の一市民であるために、そしてこのクラブの一員であるうえで、その(街やクラブの)歴史を学ぶことはとても重要なことだと思っています。

今治に来たときも、今治の歴史を学びましたし、四国という地方の独特な風習などを学ぶことで、そこに帰属意識を感じることができました。それは、この神戸でも同じくやっていきたいという考えです。

実際に神戸の街に住んでしばらく経ちますが、神戸の街並みだけでなく、大震災からの復興の歴史も含めて、(歴史を学ぶことで)自分も神戸に対して同一感というか、自分もその一部であるという感覚が徐々に養われてきています。この価値観は、チームとして持つべきものですし、チームとして表現していくべきものだとも思います。

 

-リーグ初戦に臨まれる気持ちを教えてください

大きな野心とわくわく感をもってその試合に臨みたいと思っています。チームに伝えたいことは、我々は素晴らしいチームなんだと、自分たちには試合に勝つだけの質のある選手が揃っているんだということです。自信を持って(臨めば)、この試合は必ず勝てると確信しています。

 

-監督としての信念や大事にしていることを教えてください

自分のチームにいつも求めていることで一番大事にしていることは、インテンシティを持って勝ちたいという競争心を持ってあらゆるプレーをすることです。ボールを奪う局面でボールを奪いきること、そういったアグレッシブなプレーをすることで、ファンにも伝染してエネルギーが生まれていくような、そういったチームを作ることをいつも目指しています。

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