本日1月17日、いぶきの森球技場にて2022シーズンのチームが始動しました。
トレーニング開始時には黙祷を行い、「阪神・淡路大震災」を忘れずに神戸の街と神戸を愛する皆さんと共に、今シーズンも戦っていくことを胸に刻みました。
チーム始動にあたり、アンドレス イニエスタ選手、菊池流帆選手、小林友希選手のコメントをお届けします。
アンドレス イニエスタ選手
今シーズンを素晴らしいものにするために、チーム全体として高いモチベーションとやる気を持ちながら、良い形で初日のスタートを切る事ができたと思います。今日という神戸のみなさまにとって特別な日にシーズンをスタートできる事は、神戸に住む選手一人ひとりにとってもとても重要な事です。
個人としては、キャプテンとして今年一年、またこのチームでシーズンを迎えられる事をうれしく思うとともに、チームに最大限貢献できるように努力をしていきたいと思っています。
菊池流帆選手
今日が2022シーズンの始動日で、トレーニング自体は軽めでしたが、とても良い雰囲気で練習ができて、選手、スタッフのみんなと良いコミュニケーションが取れたと思います。
僕自身のコンディションは、オフ期間中も体を動かしていたのでバッチバチですし、自信があります。
今日という日は、クラブとしても神戸に住む皆さんにとっても、とても大切な日ですし、自分も東日本大震災を経験した身としてサッカーで皆さんを勇気づけたり、元気づけたりできるように、より一層頑張っていきたいと思います。特に自身の特長である、闘志あふれるプレーは誰にも負けないところだと思っているので、見てもらいたいです。
今シーズン、ACL優勝という目標に向かって全員で一致団結して頑張りたいです。
小林友希選手
僕自身、震災があった当時はまだ生まれる前でしたが、幼稚園の頃から小中高とずっと震災については勉強してきました。実際に震災を経験された方から震災に遭ってどういった暮らしになったのか、衣食住がままならない中でどのような工夫をして生き延びてきたのか、そこからどうやって復興して今の神戸の街があるのかなどの話を聞いてきました。
だからこそ、今不自由なく暮らせている、サッカーができている事が当たり前ではないという事を毎年この日に改めて感じています。良い環境にいるからこそもっと頑張ろうと思えますし、自分にとっても日々を顧みて、思い出せる大切な日です。
僕は震災を経験していない世代だからこそ、震災が起こった時に、当時震災を経験した方から聞いた教訓を活かせるように普段から準備しておくことが大事だと思います。そして、いつ起こるかわからない自然災害に対して準備をしながらも、日々自分がやりたいことや頑張りたいことに100%力を注いで全力で生きるという事が大事だと思っているので、それを心に留めておきたいです。
僕はサッカー選手ですし、自分のプレーで見ている方たちに夢や希望を与えられる選手になりたいと思っていますし、そう感じてもらえる人がいたらうれしいです。これからサッカー選手になりたいと思っている子供たちにとっての良い目標でもありたいです。
今シーズンは、チームとしてアジアNo.1を掲げてきた中で、昨年チームが団結してACL出場権を獲得できたので、今年はACLのタイトルが取れるように、そしてJリーグでもタイトルが取れるように頑張っていきたいです。