試合/練習

試合情報

  • ヴィッセル神戸
  • 1
  • 0前半0
    1後半3
  • 3
  • 京都サンガF.C.
  • 初瀬 亮(49')
  • 得点者
  • (55')荻原 拓也
    (58')宮吉 拓実
    (90'+4)山田 楓喜

試合後監督コメント

リュイスプラナグマ監督
リュイスプラナグマ監督 相手に同点ゴールを決められるまでは総合的にいい試合ができたと思います。ボールを保持できていましたし、相手のゴールに迫るアクションも起せていました。守備でもコンパクトに保てていました。1点目を決めてからもいい流れでチームはプレーできました。2点目が決まってもおかしくない状況でした。その後、5分以内に相手のカウンターアタックから失点してしまい、そのダメージは大きかったです。今、チームとして物事がうまく出にくい流れにいる中で、その後、チームとしては立て直して同点ゴールを決めるところまで近づいたと思いますが、最後、アディショナルタイムのゴールで実際に試合内容以上に点差は開いてしまいました。試合内容をあまり反映しない点差になってしまいました。
監督質疑応答

-監督就任から1週間あまりの時間の中で、今日の試合で準備期間でできたこと、その逆に課題としてできなかったことはどういったことですか
まず初めに今日プレーした選手を褒めたいです。できる中で最大限の努力をしてくれました。ボールを持っている時はサイドチェンジを使って相手を走らせようと思っていました。ディフェンス面ではよりコンパクトなラインを形成してミドルブロックで相手に少しスペースを与える状況も作りました。ローブロックでもしっかりツーラインで組織を形成できました。一番求めていた攻撃面、守備面にかかわらず多くの局面で試合をコントロールできたと思っています。

-初瀬選手をこれまでの左サイドバックではなくウィングで使った意図は、フォワードにけが人が出ている状況で彼をそこで使おうと決めたのか、初瀬選手の特性を考えて起用したのですか
両方かなと思います。たしかに怪我人が多くいる中で右サイドで縦への突破力を持っている選手が欠けている中で、初瀬選手は縦への突破力を持っていると思います。実際にゴールシーンは彼が2列目から入ってきたところで得点が生まれました。前半でも一対一やいいセンタリングのシュチュエーションは生んでいました。京都の左サイドバックはアグレッシブにプレスに出るタイプの選手なので高徳(酒井選手)と亮(初瀬選手)を使ってサイドで一対一を作るようにと考えていました。ボージャンを左に入れたのは攻撃面で左から迫のサポートをしてもらう、フィニッシュの局面でゴールに近づいてもらおうと思って使いました。玲央(大﨑選手)も褒めたいです。ナチュラルじゃないポジションで、すごくいいプレーをしました。怪我人がいる中で、そこでの起用というところになりましたが、全体としていいプレーができました。左サイドバックに小林選手を起用したのは、まず彼が左利きで、左利きの選手を置きたいというところとディフェンス面での安定性を求めて置きました。

試合後選手コメント

初瀬亮選手
初瀬亮選手 -右ウイング、サイドハーフ辺りでの起用はリュイス監督になってからの変わった部分だと思いますが、リュイス監督からはいつ頃言われて、どういう風にプレーをしようと思っていましたか
先週ぐらいです。チームとして良いところもたくさんありましたし、得点のシーンに関しては狙っていたところでもありました。サイドバックではなくサイドハーフになれば、得点が必要になってくるとは自分としても思っていました。もう少しチームとして相手のゴール前で支配できれば、仕掛けるシーンが今後増えてくると思います。初めてやったポジションにしては、少しは良かったと思いますし、得点もとれたので、小さなところを積み重ねて、こっちもできるぞということを示したいです。リュイス監督になってやってやろうと、チームの雰囲気もとても良かったですし、良い風を吹かすのも自分たち次第だと思います。3日後の試合には勝って、自分たちのものにしたいです。サポーターと一緒に勝利したいというのは皆も思っていますし、サポーターの皆さんも思っていると思うので、こんなに観客もいっぱい入ってもらって、勝てなかったところは反省しないといけないです。
本当に苦しい時期が続いてますが、ここを変えるのは自分たち次第なので、与えられたところでしっかり仕事をしたいです。

-リュイス監督はどのようなものをチームにもたらしてくれていますか
チームの一体感は前からもありましたが、より一層高まっています。この苦しい状況を打開するには全員の力が必要ということは、リュイス監督も言っていましたし、その中で自分たちがボールを握ろうというシーンが増えれば自分たちの良さも増えます。チームとしてすぐにできるわけではないと思うので、(戦術を)落とし込んでもらっている分、期待に応えるのが選手だと思います。

ボージャンクルキッチ選手
ボージャンクルキッチ選手 -監督が代わって新しいサッカーをやる中でチームに良い影響があれば教えてください
チームとして今難しい時にあるというのは間違いないと思ってますし、シーズンが始まってからなかなか結果が出ない悪い流れが続いていて、その中でリュイス監督は色んな変化を加えようとしていますが、もちろん短い時間で変えられるような簡単なことではないですし、その中でも重要なのはチームが団結して、みんなでこの流れを変えたいと思っているので続けてやっていきたいと思います。

-新しいフォーメーションで良くしていくために、何か必要だと思いますか
サッカーは流れに左右されるスポーツだと思っていますし、自分が去年チームに加わった時、チームがすごくポジティブな流れの中にいて、試合内容としては良くない時でもその流れのおかげで勝ちきった試合もたくさんあったと思います。今はその逆の流れにいると思っていて、今日リードすることができた中で数分で相手に逆転されてしまったことは、自分としてはそういった局面で強くなり、乗り越えていかないといけないと思っています。流れを変えるための秘訣があるわけではないと思っていて、努力をし、チームとして信じ続けて、ひたすら前に進んでいくことだと思います。

-初瀬選手への得点に繋がったシーンはどう攻撃していこうと思っていましたか
あの局面では、ディフェンダーと1対1の中で、ディフェンダーが少しでもスキを見せたらシュートを打とうと思っていたのですが、イニエスタ選手からボールを要求する声が聞こえて、自分としては判断を変え、イニエスタ選手の方が優位な状況にあるだろうと思ってパスを出しました。そこからラッキーなところもありましたが、いいところにボールが流れて、最後初瀬選手がいいゴールを決めてくれたと思います。

-リュイス監督はどのような監督だと思いますか
すごくやる気のある監督だと思いますし、選手にワクワク感や信頼を伝えてくれる監督だと思っています。選手全体としても監督のことをもっとよく知っていかないといけないですし、その中で状況はどんどん好転していくと思います。

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