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2014 沖縄・鹿児島トレーニングキャンプ

2014 沖縄・鹿児島トレーニングキャンプ 株式会社オーガランド

14日目 (2月9日)

長かったトレーニングキャンプもいよいよ最終日。今日は、宮崎県総合運動公園サッカー場にて、川崎フロンターレとトレーニングマッチです。開幕戦でも対戦する相手ですが、「川崎はACLに出場するレベルの高いチーム。タイトルを獲りにいこうとするのなら、そのレベルを体感してほしい。今持っているものの全てを出し切ること」と監督は選手たちを送り出しました。

45分×3本で行われた試合は、川崎Fの細かいパスワークに走らされ、後手に回る場面が多い劣勢の展開。それでも、中盤でボールを奪って攻撃を仕掛けるシーンや、決定的なシーンを作り出すも、決め切ることが出来ず。連携不足が否めない内容でしたが、課題がはっきりしたことも確か。川崎FはJリーグが開幕する前にACLがあるので、仕上がりが早いという感じはありましたが、それ以上に、埋めなければいけない差を感じさせる試合となりました。

安達監督は、「今日のゲームでも手応えはあった。神戸に戻って1からスタートということではない。今、やっていることをやり続けることが大事。大きな怪我人なく終わったこともよかったし、チームの形は見えてきた。あとはやり込んでいきたい」とキャンプを総括しました。開幕まであと3週間。今日感じた差を神戸に戻って埋めていきましょう。

無得点に終わったトレーニングマッチでしたが、嬉しいニュースも。山本海人選手が実戦復帰です。「紅白戦とかもやらずに、実戦だったから、少し不安だったけど、試合勘が落ちている感じはしなかった」と本人も話すように、試合でも好セーブを見せてくれました。頼もしい戦力がまたひとり戻ってきたことは、とても嬉しいことです。

監督の話にもあったように、怪我人が出ず、そして体調を崩す選手もおらず、みんなが元気にキャンプを乗り切ったことが、ひとつの収獲。また、新加入選手を含めたチーム内でのコミュニケーションを高められたことも収獲。そして、何より、今チームが何が出来て、何が足りないのかを、全員で感じとれたことが、収獲だったと言えると思います。神戸に戻り、その課題をひとつずつ修正して、チーム力を高めていきましょう!

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