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2013 鹿児島・宮崎トレーニングキャンプ

鹿児島キャンプ

11日目 (2月8日)

PHOTO今日はトレーニングマッチvs.横浜F・マリノスです。14時30分キックオフというこで、朝7時に朝食を摂ったあと、再び部屋に戻り、9時に再集合。まずはウォーキング&ストレッチで体をほぐしていきます。

PHOTOその後、ミーティングを実施。先日の福岡戦の映像を見ながら、良かった点、悪かった点などを確認。「キャンプを通してやってきたことにトライして、出来ていることも多くなっている。守備は前線からのプレッシングがまだ本調子ではないが、継続してやっていこう」と安達監督は選手たちに伝えました。

今日の会場は、横浜F・マリノスがキャンプを行っているシーガイア・イベントスクエア。ピッチコンディションも良く(聞いたところによると、隣接するフェニックスカントリークラブと同じ芝なんだとか)、雰囲気のいいグラウンドです。「キックオフまでの時間の使い方も考えること。ウォーミングアップの仕方も本番に近づけていく」(安達監督)ということで、今日は公式戦さながら、緊張感を持ってウォーミングアップを行いました。

先日の福岡戦は試合の入り方が良くなかったことを反省し、ウォーミングアップから気持ちを高めていた選手たち。今日は立ち上がりからいい形で試合に入ります。4分には右から入ったクロスがゴール中央で混戦となり、最後は松村選手がシュート。さらに17分、右サイドから小川選手がシュート気味の速いボールを入れ、それに有田選手が反応するなど、攻め込みますがゴールには至らず。31分には、松村選手がスピードを活かしたドリブルで長い距離を走りながらペナルティエリアまで切れ込み、最後は小川選手にパス。これを小川選手が落ち着いて押し込みますが、惜しくもオフサイドの判定。守備では、少し後手に回るシーンも見られましたが、最終ラインに入った岩波選手や河本選手が落ち着いて対応し、ゴールを許さず、0-0で1本目を終えます。

松村選手に代わりポポ選手が入って迎えた2本目。ポポ選手が前線から激しくプレスをかけ、それに後ろが連動していくと、少しずつ流れを掴み始めます。有田選手が前線でタメを作って、2列目が攻め上がるシーンなどを作り出しながらも、ゴールは遠く。26分にポポ選手を残して、他の選手を一気に交代。しかし、2本目も両チームともゴールは生まれず、0-0で3本目へ。

3本目のスタートから新加入のマジーニョ選手が登場。「まだ時差ぼけがようやく取れたくらいのコンディションだったので、時間限定(15分間)での出場でした。15分だけでもやれば、周りの選手たちもどういう選手か雰囲気が分かるかな?と思って」と安達監督は起用の理由を説明。コンビネーションの部分はこれからではありますが、トップ下の位置でボールを落ち着いてさばいたり、2列目から飛び出してシュートを打ったりと、短い時間でも存在感を示してくれました。(ちなみに、8番の練習試合用シャツが間に合わなかったため、42番をつけてプレー)
試合は3本目の37分、42分にゴールが生まれ、2-0で勝利。この2ゴールは、それぞれ練習生が挙げたものでしたが、先日の福岡戦の先制ゴール同様、流れの中から細かくパスをつなぎ、人とボールが連動してゴール前まで攻め込んで決まった素晴らしいゴールでした。

PHOTO試合後、安達監督は「キャンプ終盤で疲れがあることも分かっていたが、一人約60分の出場、それが終わった時に倒れ込むくらいハードワークしてこいと送りだしたら、みんな頑張ってくれたと思います。ただ、イージーミスも多いので、そこは修正していきたい。ここまでのトレーニングマッチで、メンバーをシャッフルしてやってきたが、状況は見えてきたので、今後はメンバーをある程度固定していきたいと思っている」と振り返りました。

明日はリカバリーでゆっくり体を休め、キャンプ最終日のトレーニングマッチvs.川崎フロンターレへ備えます。
ちなみに、今日の宮崎地方はグッと冷え込みました。今日が寒波のピークだったようで、明日以降は少し気温もあがりそうです。とはいえ、まだまだ寒さは残ると思いますので、キャンプ最終日のトレーニングマッチを観戦される方は、暖かい格好で宮崎へお越しください。

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