ACL（AFCチャンピオンズリーグ）は、アジアサッカー連盟が主催するクラブチームの国際大会。出場できるのは、Jリーグ上位クラブや天皇杯優勝クラブなど、限られた成績を収めたチームのみ。

つまりACLは、「選ばれしクラブだけが立てる舞台」です。

2024年からは「ACLエリート（ACLE）」と「ACL2」に分かれ、報奨金も桁違い。優勝クラブはFIFAクラブワールドカップ2029への出場権を獲得し、世界の強豪と対戦できます。実際に浦和レッズは2022年ACL優勝でクラブワールドカップ出場を果たし、2025年のクラブワールドカップに出場。インテルなど世界の一流チームと戦いました。

2024/25大会では、ヴィッセル神戸は韓国の光州FCとのRound 16で第1戦を2-0で勝利しながら、第2戦で0-3の逆転負け。Jリーグの二連覇直後、怪我人が続出し、満身創痍の状態での敗退は、クラブにとって大きなショックでした。

吉田監督は「この敗戦のショックは大きい」と語り、選手たちも「もっと強くならなければ」と悔しさをにじませました。

今季はその雪辱を果たすべく、万全の体制でACLに臨むシーズンです。

アジアサッカー界の頂点を決める、AFC（アジアサッカー連盟）主催のクラブ国際大会。従来のAFCチャンピオンズリーグが再編され、2024/25シーズンより導入された新たな最高峰リーグ。

ACLEは、AFC加盟各国の国内リーグやカップ戦で好成績を収めた精鋭24クラブのみが出場。参加クラブ数を絞り込むことで、リーグステージからハイレベルな激戦が繰り広げられることが予想される。2025/26シーズンの優勝チームには賞金1200万ドル（約18億円）が贈られるほか、4年に一度開催されるFIFAクラブワールドカップへの出場権も与えられ、世界への扉が開かれる。