試合後監督コメント

スチュアート・バクスター監督
今日の試合、選手達は戦術的な部分は90%以上こなしてくれたと思います。
数個のDF陣のミス以外はしっかりとした対応をしておりましたし、GKの荻もしっかりと対応できていたと思います。
自分達の展開したいところ、そして相手の嫌がるところに展開し、それからどうするかということを頭に入れて動けていました。
もう少しで、試合を決定付ける得点を挙げられたのに、それが出来なかったことだけが残念です。
得点を挙げたガブリエルは若く、チームの戦術の基礎的なことを理解しきれるほどの日数も合流から経っていませんが、自分のするべきことを把握した上で、得点を入れてくれたことは大変嬉しいです。
試合後、選手達がサポーターの目の前で胴上げをしてくれましたが、胴上げは優勝後の監督の楽しみなので、ここで胴上げをするな!ということだけは叱っておきました(笑)。
監督質疑応答
(監督の帰国前最後の試合でベストゲームだったのでは?)
まだ最後の試合ではありません。
(娘の病状も含め)全てが願っている方向に行けば、最後にはなりません。
私が途中帰国することを許してくれたチーム、サポーターの寛大さは素晴らしく、感謝しています。
非常につらい状況ですが私は娘のフォローをしなければなりません。
今は娘の治療にかかる期間もわかりませんが、契約が合意に達しているヘルシンボリも神戸のコンサルタント(特別コーチ)をすることに合意しています。
そして全てがうまくいけば最後の4、5試合は帰ってこれるはずです。
私とヴィッセルとの関係は長期にわたるものであることだけは間違いありません。
ですからこれが私の今期ラストゲームで無いように願っています。

(選手には何か言葉をかけましたか?)
胴上げはするなと言いました(笑)。
サポーターも私の名前をコールしてくれましたがプレッシャーの中でもしっかりとプレーし、結果を残してくれたのは選手たちです。
シーズン前に行ったグアムキャンプでのミーティングで、J1に戻るために必要な要素を皆で話し合いました。
(必要なものとして、)ひし形のグラフのようなものを書き、そのなかに9つの(必要とされる)要素を書き、真ん中には「団結力」と書き入れました。
「言葉を発する」ということは簡単ですが、「言葉に意味を与える」ことが何よりも重要なのです。

(今日の試合のクオリティは?)
非常に高かったと思います。
横浜も良い成績で来ており、個人でもしっかりとゲームを動かすことのできる選手もおり、チームの組織も完成しています。
今日の試合はJ1でも十分に通用するクオリティだったと思います。
そしてそれを演出してくれた審判団も称えたいと思います。

(J1昇格に必要なこと)
メンタルの強さです。
今までもやってきたことですが、昨年あまりに勝てなかったために、自信を失い、悪い判断をして、頭を下げてしまう悪循環が続いていました。
選手たちは悔しい思いをしていたことでしょう。
ここまで練習、試合で弱ってしまったメンタルを直すよう指導してきました。
選手たちは何が必要か、既に十分に理解していると思います。
そしてJ1に昇格できたとしても、それを理解し続けていってくれると確信しています。

試合後選手コメント

朴康造選手
この勝ちは大きいですね。勝つか負けるかで実質(勝ち点が)6ポイントが開くという試合でしたから。でも48分の1試合。これを続けていくことが大事です。
(バクスター監督が帰国しますが)
寂しいけど、やることは変わらないので。頑張ります。
荻晃太選手
点が入っても1点の争いになる試合になるだろうとは思っていました。守りきれてよかったです。
(アレモン選手のシュートをナイスセーブしたシーンもありましたが)
DFがついてきていたから、先に飛ばないように、待って、待ってという感じでした。
坪内秀介選手
今日はよくロングボールが通っていたと思います。いいことですね。
(バクスター監督最後の試合でしたが)
みんな絶対勝ちたいという気持ちはありました。最後とはいえ、戻ってくるのですが、とりあえずの節目ということで。勝ててよかったです。
三浦淳宏選手
(娘さんの状況が悪かったのに)今まで何も言わずにやってくれていたから、安心して帰国させたいという気持ちがありました。これからも、監督が安心してスウェーデンにいられるように、僕達は結果を出さないと。約束してくれましたから。絶対帰ってくるって。今は娘さんの回復を全員で願うだけです。
次の試合もしっかり気を引き締めていきます。今日の勝ちは胴上げもんでしょ。あともう1回やりますよ、(シーズンの)最後にね。
ガブリエル選手
(初得点が貴重な決勝戦になりましたが)
幸運にも得点することができました。
あのシュートは打ったときにはキーパーにキャッチされるかと思いましたが、バランスをうまく立て直して、ゴール出来て良かったです。
でもあれは、経験を持った良い選手たちがいたからなのです。
まず、エモ(トーメ)がロングボールを入れるのが見えましたし、それを受けるアツがパスを僕のところに出してくれるだろうと感じました。
経験のある良い選手(エモとアツ)は、何をやれば良いのか分かっているんだと思います。