試合後監督コメント

パベル・ジェハーク監督
今日はヴィッセルにとってとても大事な試合でした。ですが、試合前選手達にはあまりプレッシャーをかけないようにしました。
前半は連携もよく相手にチャンスをつくらせず、組織的にうまくできたと思う。そして得点を奪うこともできました。後半は最初はよかったが60から65分動きがとまってしまい、ミスから同点に追い付かれてしまい、残念でした。相手キーパーからのフィードボールだったが、その時はディフェンスラインの連携もうまくいかなかった。
ですが、その後の展開で選手達がチームスピリットを発揮し、勝利したことは大きかったです。
(三浦→田中の交代について)
三浦は100%ではなかったのです。足の状態が良くなかった。しかし、自分からこの試合に出たいと志願してきました。痛みがあれば交代するのは試合前からの約束でした。
(再開後2勝1分けという成績について)
再開後の試合はヴィッセルとして大事な試合だった。ヴィッセルの状態からすれば、良い成績だと思います。

試合後選手コメント

栗原圭介選手
大事な試合にゴールを決められてよかった。ホルヴィからいいタイミングでボールがきたので、あとは振り向きざまに蹴ったら、ちょうど股の間を通って。嬉しかった。
今、チームは戦術面も精神的な面も一つになって、意思統一でき、完成度も高まりつつある。最下位にいるチームじゃない。勝ち点をきちんと取っていけると思う。一人一人が危機感を持って、気持ちを奮い立たせて上に行こう、行こうといい方向に向かっている。これからチームはどんどん強くなっていくと思います。
(サポーターに一言)
ヴィッセルは今、上を目指してやっています。一緒になって戦って残留目指して頑張りましょう。絶対結果出します。
三浦淳宏選手
足はアキレス腱の状態が良くないです。痛みは今年に入ってからずっとあります。ヴィッセルのグラウンドが堅いのかもしれませんね。痛み止めをうって、切れたところで交代するつもりでした。後半5分、10分くらいから痛みはじめました。もう一本フリーキックを蹴れればと思っていましたが。でも負けなくてよかったです。
フリーキックはとりあえずワクにいけばいいと思って蹴りました。ホルヴィが蹴りたいといってきましたが、これは蹴らせてくれ、といいました。結果的にはオレが蹴ってよかったです。次にいいポジションのFKがあれば譲ろうと思っていました。接戦の時はやはりFKが武器になりますね。
今日は気持ちで勝ちました。今日の勝利でやっと同じ土俵に立ったという感じです。この勝利を次につなげたいです。
マルティン選手
今日の試合のDFの連携は必ずしも100%ではなかったが、確実にパフォーマンスは上がってきている。私も簡単な日本語は使うが、金古や北本も簡単なチェコ語を使って、コミュニケーションを取っています。
現在は(J1)残留という目標に向かってパフォーマンスをさらに高めていく必要があります。
今後は無失点に抑えるべくDFとしてさらにパフォーマンスを向上させていく必要があります。
北本久仁衛選手
いますごくチームが落ち着いています。
前の選手も取ってくれるという感じがしているし。僕もゼロに抑えたかったんですが。ゲルト(マルティン選手)、金古とも良い関係で出来ているし、僕らが守れば絶対前が取ってくれます。
ホルヴィや平瀬さんからも3メートルでも良いからラインを上げてくれと言われているので、僕ら3人で意識してそうするようにしています。