日本一になるには、EAST王者と戦って勝たないとなれない。
4年前もプレミアでWESTの王者になりました。
埼玉スタジアムで日本一になる為に戦いました。
でもPKまでくらいつきましたが優勝杯を天高く掲げる事は出来ませんでした。
今年の夏から首位を守ってきたユース。
シーズンが始まって一試合ごとを積み重ねてWESTを制覇しました。
三木谷ハウスの夕食時は、活気に溢れていました。
賑やかで和やかな笑い声に溢れていました。
勝つ匂いしかしてこない!!
そう思ってたんですが、残念ながら日本一になる事は、出来ませんでした。
育成に重きをおいた三木谷ハウスが出来て丸9年です。新しいシーズンが始まったら10年目に入ります。
「練習 栄養 休養」 が大切なアスリート。
ユース達が毎日、練習を積み重ねて行くように、私たち、キッチンスタッッフは、食事を作って育ち盛りの彼らの体が大きくなるように重ねて行く。
だから、ユース達の活躍や嬉しそうに話す声・笑い声がサッカーによるものだと尚更、嬉しい。
今回みたいに指先にかすめて掲げられなかったのは、本人達は、どれほど悔しかっただろう。
でもそれも含めてとても大切な経験が出来たに違いないと思っている。
そんな経験がない私には、わからないのかもしれないけれど。
勝ったとしても嬉しいけど、あれだけ頑張ってるユースを見れて私の仕事は、改めて素敵な仕事だと思った。
今年は、私にとって久しぶりの分岐点になると感じた年でした。そんな時に今回のユース達をみて頑張る気持ちをもらえた。
今回、埼玉スタジアムには、たくさんの卒業生が来ていた。みんなじっとしていられなかったようだ。
いつかプレミアリーグの日本一になって高円杯を掲げるところを見る楽しみを卒業生たちと一緒に心待ちにして。
村野明子