いぶき日記

和歌山キャンプ最終日@上富田スポーツセンター

本日の上富田スポーツセンターは快晴。30度を超え、このキャンプ一番の暑さでした。最終日は中国の二部リーグ1位の武漢と関西リーグに所属するアルテリーヴォ和歌山との試合でした。観客は約500名で、「こんなに人が上富田スポーツセンターに来たのは初めて」と地元の記者の方から感嘆の声があがっていました。

武漢戦のスタメンはGK前川選手、左DFにティーラトン選手、CBでコンビを組むのは渡部選手と大﨑選手、右DFに高橋選手、中盤の底に藤田選手、インサイドハーフに三田選手、安井選手、FWには左から田中選手、ウェリントン選手、大槻選手となりました。フォーメーションは4-3-3。

試合内容は、三田選手の直接FKで先制すると、その後もボールを保持し、主導権を握る展開。交代で入った千真選手がヘディングで追加点を取り、危なげなく2-0で勝利。元浦和レッズのFWラファエル・シルバは渡部選手、大崎選手、途中からは大﨑選手、宮選手のコンビで完封しました。

安井選手は、前を向くターンやシンプルなプレーを心がけ、吉田監督からも「失点につながりかけるパスミスが1本あった以外は完璧だった」とアピールできた模様。大﨑選手は、ヴィッセル神戸での実戦デビューでしたが、ボールの持ち方が良く、攻撃の起点になっていました。「キャンプから合流できて、サッカー以外のコミュニケーションもでき、とても良かった」と話し、チームメートとの連携も既に上々です。

アルテリーヴォ和歌山戦のスタメンは、GK吉丸選手、左DFに橋本選手、センターバックは宮選手と那須選手、右DFに藤谷選手、中盤の底は三原選手、インサイドハーフは佐々木選手、松下選手、FWには左から中坂選手、千真選手、増山選手となりました。フォーメーションは1試合目と同様、4-3-3。

結果は1-1の引き分け。途中から出場した北本選手のゴールで何とか追いつく展開。それまでに決定機が3度ありながら決められなかったことが響いた試合でした。

吉田監督は試合後、インタビューの中で、「長いオフ期間からコンディションを戻すためのキャンプでした。来週からは、自分達のやってきたサッカーを深めていく段階になります」と話していました。ウヨン選手が抜けた穴は大きいですが、皆でカバーすることが重要になってきます。

さて、本日の1枚は、上富田町長から熊野本宮神社のお守りの贈呈をパシャリ!

熊野本宮に必勝祈願に行ってくださり、サプライズで吉田監督にプレゼント。熊野本宮神社は八咫烏の舞い降りた聖地になります。八咫烏は日本サッカー協会のシンボルでもあり、よくボールをゴールに導くようにとの願いが込められています。

このキャンプでは、宿舎として利用した南紀白浜リゾートホテルの皆様や上富田の町役場の方々に、非常に良くしてもらいました。また、選手間、スタッフ間のコミュニケーションも多く、チームとしての一体感も深まりました。

チームはACL出場権獲得に向けて、後半戦を戦っていきます。

それでは、またお会いしましょう。

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