いぶき日記

和歌山キャンプ5日目@上富田スポーツセンター

本日の上富田スポーツセンターは晴れ後曇り。本日の練習は明日が練習試合ということもあり軽めの調整。ポゼッショントレーニング後は、シュート練習。ボランチからサイドに展開し、トップにくさびを当てて、最後クロスからのシュートと攻撃の形の確認の練習。

吉田監督が課題と指摘する「ラスト3分の1の崩し」の部分を突き詰めています。千真選手やウェリントン選手は、サイドからのクロスに上手く合わし、シュート技術の高さを見せていました。

さて、本日の1枚は、ヴィッセル神戸Legend vs.カナリーニョFCリオとの一戦をパシャり!

和歌山キャンプでは、選手も日々のトレーニングに励んでいましたが、監督、コーチ、スタッフ陣も選手の練習後に鍛錬を積んでいました。トレーニングの成果を試したいという声が多数上がり、上富田スポーツセンターの方に急遽マッチアップをして頂きました。相手はカナリーニョFCリオという中学生のチーム。

一方、ヴィッセル神戸Legendは吉田監督を中心に編成されたチーム。三浦スポーツダイレクター、平野アカデミー部長、林コーチなど元日本代表を抱える豪華な布陣。他にも元ヴィッセル神戸の栗原強化部長、内山コーチ、外国人枠でエンゲルスコーチ(ドイツ)、アレックスGKコーチ(ブラジル)などタレント力では相手を圧倒する戦力を整えました。他にも公文コーチをはじめチームスタッフ、通訳など総勢16名で戦いました。

肝心な試合は、前半早々に相手に先制される苦しい展開。走力に勝る相手に、経験で迎え撃つ神戸Legend。細かいパスを繋ぎながらも、なかなかチャンスを掴めない状況が続きます。

前半に追いつきたい神戸は、エンゲルスコーチがパス交換からシュート。母国ドイツがW杯敗退のショックを振り払うかのようなゴールで神戸が同点に追いつきました。その後、一進一退の攻防が続くも、平野アカデミー部長の左足のミドルシュートで逆転に成功。前半の途中で2-1と逆転。後半はスコアが動かず2-1で試合が終了。結果が重要な試合に勝てて喜ぶ神戸Legendの選手達でした。

個人の独断と偏見で選ぶMVPは同点ゴールを決めた61歳のエンゲルスコーチ。サッカーは年齢ではないと教えてくれるゴールとプレーぶりでした。

明日は和歌山キャンプの締めくくり。11時から武漢卓爾足球倶楽部と13時~アルテリーヴォ和歌山とトレーニングマッチが予定されています。武漢は、元浦和レッズのラファエル・ダ・シルバの在籍するチーム。このキャンプの成果を試すにはいい相手です。

明日は上富田スポーツセンターで公開試合になります。ぜひお越しください。

また、会いましょう。

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