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試合情報
試合基本データ
2009J1リーグ第22節 2009年08月19日 19:04 kick off
ホームズスタジアム神戸 17432人
晴 / 無風 27.6℃ / 72%
[主審]奥谷彰男    [副審]長谷忠志    [副審]竹内元人    [第4の審判員]早川一行

試合記録
ヴィッセル神戸 鹿島アントラーズ
ヴィッセル神戸 1 1 前半 0 0 鹿島アントラーズ
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
0 PK 0
大久保嘉人(0') 得点者
15 シュート 13
10 GK 10
1 CK 4
8 直接FK 17
2 間接FK 2
0 PK 0
近藤岳登 → 小林久晃(67')
ボッティ → 吉田孝行(81')
交代 (55')興梠慎三 → 田代有三
(66')大岩剛 → 中田浩二
(73')大迫勇也 → 佐々木竜太
大久保嘉人(86') 警告 (13')小笠原満男
(83')新井場徹
退場
選手名 登録 選手名
榎本達也
GK 曽ヶ端準
近藤岳登
北本久仁衛
河本裕之
松岡亮輔
DF 内田篤人
岩政大樹
大岩剛
新井場徹
ボッティ
金南一
宮本恒靖
古賀誠史
MF 青木剛
小笠原満男
ダニーロ
野沢拓也
大久保嘉人
茂木弘人
FW 興梠慎三
大迫勇也
GK:徳重健太
DF:小林久晃
DF:石櫃洋祐
MF:朴康造
MF:吉田孝行
MF:田中英雄
FW:松橋章太
SUB GK:小澤英明
MF:中田浩二
MF:パクチュホ
MF:増田誓志
MF:遠藤康
FW:田代有三
FW:佐々木竜太

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試合後のコメント
三浦俊也監督
まず、ホームゲームに大勢来ていただいたサポーター・ファンの方々に感謝いたします。
それからいつもヴィッセル神戸を支えてくれているスタッフの皆さんにも勝利を挙げられたというのは非常に良かったことだと思っています。
ゲームに関しては前半簡単に点は入りましたけれども、そこから30分間は我々が非常にアグレッシブで決定機が3本あったかと思いますし、1対1の戦いのところで主導権をとってこちらがハードワークをして、もう1点くらい入ってもおかしくないゲームだったとなりましたが、30分過ぎた辺りから鹿島の方もボールを長く持ち始めました。
印象とすれば中央突破されるというシーンはほとんどなくて、サイド、特に我々の右サイドのほうの戻りが遅れたときに、そこから横に入るクロスボールなどで何度か危ないという場面、セカンドボールを拾われたりする場面がありました。
ハーフタイムに私が話したのは、これはお互い様ですが、「ピッチもあまり良くなかったので、綺麗に真ん中を崩して点が入るということはあまりない。鹿島で怖いのはどうしてもサイドバックのところにダニーロ選手のようなヘディングの強い選手が競り勝ち、セカンドボールを拾って、というやり方だ。広島のように真ん中をついてくるのではなく、サイドから来るという感じだから、サイドバックとサイドハーフの選手にもっと運動量を増やすように。そしてヘディングのところのセカンドボールを拾うように」ということです。
田代選手が入ってくるだろうと思っていましたが、最後の方はサイドバックの松岡のところに持ってきて、そこでヘディングで競り勝って、セカンドボールを拾うというやり方でした。
後半は少し守備の時間が長かったと思いますが、鹿島との最初の対戦も同じような形でしたのでイーブンになったような気がしています。
監督質疑応答
(守備は昨年の形もあったので、再建できる自信はあったか?)
特にはありません。
(広島戦では攻撃面での課題が見えたが、大久保が入って変化はあったか?)
やはり相手にとって脅威だったことは間違いないと思う。
広島戦は佐藤寿人が脅威だったし、マルキーニョス選手がいなかったということは少なからず影響はあったと思います。
(小林を右サイドバックに起用した理由は?)
先ほど話したように、今日の試合では高さが一番のポイントになると思っていました。
皆さんもお分かりかと思いますが、失点しそうな場面はほとんどセットプレーです。
マンツーマンのマッチアップを見たら、殆ど負けそうな感じでしたので、あそこで代えることができるとしたら小林というのが、妥当な選択だったと思っていました。
(初勝利の感想は?)
鹿島に勝ったということは良かったというか、嬉しいとは思いますが、あくまで勝点3であり、他のチームもまだまだこれから試合があり、安全圏に入ったわけではありません。
ですから私の就任したときの一つの目標である、降格圏を脱するというところまでは全然達していません。
今、J1で上位のチームも「どのチームだったら勝てそうだ」とか、下位のチームであっても「絶対勝てない」というチームはないようなリーグで、非常にどこのチームにとっても危険性のある状態だと思っています。
(今日の前線4人のプレスの動きには満足しているか?)
前半の30分くらいから足が止まっていましたから、そこは満足できていませんでした。
後半は頑張ってはいましたが、世界のトップクラスのチームを見ればもっと走ります。
前節の鹿島と大分の試合を見ても、鹿島の前線の選手はもっと走っていました。
ですから、そこのポテンシャルはまだ高める必要はあると思っています。
質疑応答続き
(1-0のスコアは好きか?)
私はイタリア人ではありませんから、あまり好きではありませんね(笑)
イタリア人的には最高のゲームだったと思いますが、私は最後のCKが入ったら1-1だと思って見ていましたから(笑)
惜しむらくは2点目が取りたかったです。
選手にも言いましたが、どうしてもサッカーのゲームは負けているチームの内容がいいのは当然なので、押されるのは分かっていましたが、カウンターで2点目が取れれば楽になったと思います。
(今後の試合に向けての課題は?)
守備に関しては高さ対策の部分さえ改善できればそれほどやられると思いませんでした。
逆に攻撃はマイボールの時間が少なすぎたので、金南一の辺りはだいぶボールが落ち着いたので、場面によってはボッティのところで落ち着いたり、やはりFW二人のところで疲れてきてボールを徐々に失うようになりました。
そうした辺りで攻撃しながら、巧くゲームコントロールができるようになれば強いチームになっていくのかなと思います。
ただ、鹿島相手にそれができれば間違いなく、今2位や3位にいるでしょう。
ですからそこが未だ足りない部分だと思っています。
大久保嘉人選手
(得点シーンについて)
練習であのパターンはやっていました。練習した通りだったと思います。
(試合を振り返って)
向こうのディフェンスは2バックになることが多いので、チャンスはあると思っていました。首位鹿島で失点数も一番少ないチーム。そんなチームに勝てたことは良かったと思います。
(鹿島は)ディフェンスラインの人数が少ないので、他のチームよりチャンスは多いと思います。ガチガチに守るわけでもないので。2試合連続0で抑えてるし、自信を持ってやっていいと思う。次は、下位の大分なので絶対に落とせません。そこで0に抑えて勝てれば、もっと勢いに乗れると思います。
(結構疲れた?)
結構どころじゃありませんね(笑)
ボッティ選手
(今日は守備の時間も長く、体力的にきつかったのでは?)
開始早々得点を取ることができ、守る時間は多かったですがそれでもいくつかチャンスを作ることはできました。しかし、確かに体力的にはきつかったです。
(ワイドのポジションでのプレーについて)
フォワードでは相手を背負いプレーする必要がありますが、ワイドに入ると前を向いてプレーできるのでやりやすいです。
監督からは攻撃、守備の両面で指示を受けていますが、ボールを受けたとき、前に嘉人(大久保選手)もいて攻撃のオプションがありやりやすいです。
(相手のサイドの選手へのプレスについて)
試合前や試合中も監督からは要求がありました。プレスがかかっているときは確かに相手にサイドチェンジもさせず、相手の攻撃のオプションもなかったが、前半途中から徐々にサイドをつかれてチャンスを作られてしまいました。しかし、全体を通してはよくできていたと思います。
榎本達也選手
鹿島は点を取りにくい相手ですから、まずゲームプランとして相手に点を与えず、ウチが先制をしてゲームを進めたいと思っていました。そういう意味では早い段階で点を取れたということは、ウチにとってはよかったです。ただ、鹿島相手にそこから90分どう戦うかということが大事でした。
ボランチにいいボールを入れさせず展開をさせない、サイドを押さえる、ロングボールはしっかりと跳ね返すということは前半途中まではしっかりとできていたと思いますが、前半の途中からサイドを使われ、チャンスも作られてしまいました。後半は修正できていたと思います。
攻撃面ではウチにも何度かチャンスがありましたが、最後のところのパスの精度などを高めることが必要です。
守備面では全員がしっかりと守備の意識を持ってできたのがよかったと思います。
前半早い段階で点をとりましたが、守りに入ろうという意識はありませんでした。しかし前半の残り15分は1対1の局面で負けていました。
後半85分までいけば逃げ切りも考える必要がありますが、それまではしっかりと2点目を狙うという意識でやりました。
ある程度ボールをもたれるのは仕方がないということは監督も言っていましたし、我慢強く守りました。ツネさん(宮本選手)、ヒョン(金選手)がよく抑えてくれました。
相手のダニーロ選手、田代選手も北本、河本がしっかりとおさえてくれました。
自分たちがやろうとしていたことはしっかりとできたと思います。
河本裕之選手
失点が少ないチームなので、早い段階で点を取ることができてやりやすかったです。
先制した後も、攻めようとしましたが、鹿島は個人のレベルも高く、前半途中からは押される形になってしまいました。しかし、落ち着いてできていたので問題はなかったです。
鹿島はマルキーニョス選手がおらず、真ん中を突破してくることがなかったのですが、サイドをうまく使われ、攻められてしまいました。
ハーフタイム監督の指示を受けて、前半よりは後半はいい守備ができたと思います。
今日は勝点3をとることができましたが、次が大事です。しっかりと切り替えてやっていきたいです。
小林久晃選手
(後半途中からの出場でしたが、監督の指示は?)
相手が長いボールでダニーロ選手を狙ってきていたのでそれへの対応を指示されました。ダニーロ選手のところで競り負けていたのでそれへの対応です。僕が入ってからはダニーロ選手に長いボールは入れてこなくなり、田代選手への対応だけになりやりやすかったと思います。
(サイドバックのポジションでの出場でしたが、対応は問題なかったですか?)
監督は札幌のときもセンターバックの選手をサイドバックやボランチで使っていたので、心の準備はできていました。今日は右サイドのダニーロ選手への対応と役割がはっきりとしていましたので、やりやすかったです。
(監督はセットプレーにも期待していたと思います) 背が高い選手は相手にとっても脅威になると思いますし、セットプレーでのチャンスも広がると思います。 (三浦監督のサッカーの印象は?)
ゾーンをあまり崩さずやっているので、自分の役割がはっきりとしています。その分、一人一人の責任が大きいと思います。玉際の強さなど、しっかりと負けないようにやっていく必要があると思います。
宮本恒靖選手
今日のゲームは0-0が続いて先制点をウチが取り、勝つなら1-0というイメージでしたが、あれほど早く得点が入るとは思いませんでした。ただ、あれでしっかりと守ろうという意識が強くなりました。
相手はなかなか失点しないチームですし、点を取ることは難しいです。自分たちが失点しないようにして、どこかで点を取れればと思っていました。
ピッチもよくなかったですし、蹴り合いの展開にもなりましたが、蹴った後のセカンドボールをしっかりと拾えるようにとナミル(金選手)と話をしました。ボールを奪って攻めることは相手にとって脅威となります。
前半30分過ぎから押し込まれてしまいましたが、押し込まれないような守備をしないといけません。
みんながしっかりと自分のポジションを早くとって、しっかりと守ることはできています。今は迷いはありません。以前は判断が曖昧だった部分がはっきりしてきていると思います。
鹿島から勝利をあげたことは意味のあることですが、今は相手がどうこうというより勝点をしっかりととることがチームの自信につながります。これからの試合にも勝点をしっかりととるようにやっていきたいです。
残り15分、疲れから押し込まれて5バックぎみになったり、中盤があいてしまっていましたが、ペース配分を考えるということではなく、きちんとポジションをとることをまず考えないといけません。相手もバランスを崩して攻めてくるのでどこで相手をつかまえるのか、どこで我慢するのかの判断が大事になると思います。
これで3試合無失点ですが、失点がないことは守っている人間にとっては気持ちのいいことですね。
北本久仁衛選手
何よりもホームで勝てたこと、そしてゼロで抑えられたことがよかったですね。相手がグランダーでグルグルとボールをまわされるのではなく、ハイボールを入れて高さ勝負だったのでやりやすかったのかもしれません。その点では、やはりマルキーニョス選手がいなかったのが大きかったですね。全体的にハードワークでチャレンジして、カバーしての繰り返しができました。あとは、チームでしっかり決めるべく嘉人(大久保選手)が決めてくれて、鹿島相手にリードを守る戦い方になったので体力的にはきつかったです。監督が代わってからも良い状態で試合に挑めているし、このような試合を重ねることでチームも良くなっていくと思います。
金南一選手
勝てて良かったです。自信がつきました。1位の鹿島を相手に勝てたことが選手全員のこれからの戦い方や気持ちが変わるはずです。
(宮本恒靖選手とのボランチについて)
ずいぶん彼とのコンビは良いと思います。今のところはまったく問題なく、コミュニケーションがとれています。それにしても、日本の夏の湿気はきついです。
松岡亮輔選手
(左サイドバックについて)
誠史さん(古賀選手)が前でかなり動いてくれたのがが効いていたので意外と自分自身は楽でした。ただ、局面局面で僕が相手に負けていたのが危なかったですね。1年目にサイドバックをやっていたとはいえ、まだまだ慣れないことが多いです。最初に任されたときは100%の力を出し切ることではなく、やったことがないポジションだからとりあえず大丈夫みたいな気持ちから今はずいぶん変わってきました。今までボランチをやっていたときには、1対1をそこまで強く意識するスタンスではなかったです。サイドになると小さなミスもかなり顕著に表れてきます。監督が代わり、自分のポジションも変わって試合に出るようになった今は、ここ3試合失点をゼロに抑えられているという自信はついてきています。サイドバックになってから余裕を持ってまわりを見られるようにもなりました。新体制で失点を抑えていくことが結果としてつながっていますが、これからはアウェイでもアグレッシブに点を取っていければと思います。
近藤岳登選手
(得点シーンについて)
あの得点は僕がスローインしたことで入った点です。つまり立派なアシストです(笑)。練習では僕がスローインをやる前提で、嘉人(大久保選手)や茂木にも距離をとってくれとは言っていました。ボッティともコミュニケーションをとれているし、受け渡しがかなりできました。ディフェンダーのクニ(北本選手)と河本もしっかりシュートブロックしてくれるので頼もしいですね。亮輔(松岡選手)は守備をしっかりやってくれる分、ぼくは攻撃参加もしやすくなっています。3試合連続ゼロで抑えていることは本当に大きな自信になります。しかし、ダニーロ選手や新井場選手はめちゃくちゃうまかったです。鹿島を相手にサッカーするのは、今までとは違った迫力をピッチ上で感じました。
(ホームゲーム初出場について)
入場シーンには感動しました。思っていたよりも緊張はしませんでしたけど、水泳の北島康介くんの「チョー気持ちいい」がやっとわかりました(笑)。