ニュース/レポート

クラブ2012年5月12日

タイ・プレミアリーグ チョンブリF.C.提携記者会見内容掲載

本日(5月12日)、ホームズスタジアム神戸にて、タイ・プレミアリーグ チョンブリF.C.との提携記者会見を行いました。会見には、チョンブリF.C.代表Vitaya Khunplome(ウィタヤ クンプルム氏)、株式会社クリムゾンフットボールクラブ代表取締役社長 叶屋宏一が出席しました。会見の内容は下記の通りです。

株式会社クリムゾンフットボールクラブ代表取締役社長 叶屋宏一

「すでにお知らせしております通り、今シーズンよりタイ・プレミアリーグのチョンブリF.C.と業務提携を行うことになりました。主にアカデミー部門でも交流やマーケティングに関する部分での協力などを行います。

先日、私もタイへ行き、バンコクで提携会見をさせていただきました。非常に素晴らしい会見場をご用意いただき、Jリーグのクラブから色々なことを学ぼう、というとおこがましいのですが、色々なことを吸収しようという歓待ムードを感じ取ることができ、これから色々なことを一緒にやっていけるのではないかという希望がより高まった次第です。
そして本日、代表にもお越しいただき、スタジアム内も見学していただきました。今度、新しいスタジアムを造られるということで、スタジアムの構造や運営面などを熱心にご覧になっていらっしゃいました。

また、具体的にはアカデミーの部分に非常に力を入れられています。タイは若い世代が強く、日本のチームも勝てない状況もあるようです。8月末にU-15チームがタイに出向き試合をし、逆にU-12のチームを年末に行われるヴィッセルカップに招待し、参加してもらおうという話になっています。具体的にはこの2つを年内に進めていきたいと思います。また、タイ在住の日本人向けにヴィッセル神戸サッカースクールを行い、普及の面でも協力できないかと話をしております。

来年ぐらいには、スポーツツアリズムということで、我々のスポンサー様やサポーターを対象にタイツアーをアレンジし、チョンブリF.C.の試合やムエタイなどを観戦したり、逆にチョンブリの方々に神戸に来ていただき、ヴィッセルの試合や野球などを観戦する機会を作ることが出来ればと思っています。

そしてスローガンも決まりました。長期的にやっていこうということで【ONE PASSION,WALK TOGETHER】という、2つのクラブのスローガン(チョンブリF.C.のスローガンはMY TEAM, MY LIFE, MY PASSION、ヴィッセル神戸のスローガンはトモニイコウ~WE WALK TOGETHER FOREVER~)を合わせて2つの国の2つのクラブが、1つの情熱のもと、アジアのサッカー界の発展につながるよう、共に歩んでいこうという思いを込め、作られました。

どちらも選手の気鋭といいますか、新しいことへチャレンジしていこうという姿勢は非常に似ている部分もありますので、これから色々なことを一緒にやっていきたいと思います」

チョンブリF.C.代表 Vitaya Khunplome(ウィタヤ・クンプルム氏)

「我々チョンブリFCは【発展】への強いコミットメントと情熱を持っており、20年以上にわたりそれを証明してきました。これはスタッフ、選手、アカデミーなどクラブすべての「発展」があてはまります。
また、われわれはこれまで100名以上の代表選手を輩出してきました。

我々は過去にクラブチャンピオン、FAカップのタイトルを獲り、AFCチャンピオンズリーグやAFCカップに出場しました。また、チョンブリ県はタイにおいて【Vision Asia project】のパイオニアとして参加しています。

我々は発展を止めませんし、今や更なるステップを踏む時期に来ています。
我々の目標の一つとして、“ASEANのロール・モデルとなるクラブ”があります。
今回の提携締結は、目標実現に向けての推進力となるだけでなく、タイ国内でトップクラブとしてあり続ける助けとなると信じております。

本日、Jリーグの先端的なクラブの1つであるヴィッセル神戸とパートナシップを締結することになりました。この提携により、アカデミー、練習試合、フレンドリーマッチや情報交換に関するさまざな取り組みを行う予定です。

今日から再びクラブの歴史が始まります。
ヴィッセル神戸というレベルの高いクラブとパートナーになることを非常に嬉しく思いますし、親密な関係のもと試合や人材の質を高め合い発展していきたいと思います。
明るい未来に向けて、アジアだけでなく、ワールドワイドに共に歩んでいけると信じております」

質疑応答

-ウィタヤ氏へ、神戸のスタジアムやヴィッセル神戸の印象などをお聞かせください。

「昨日、ヴィッセル神戸さんのクラブハウス、三木谷ハウスを見学させて頂きました。
近代的な施設、しっかしとした運営、充実したコーチ陣、そこで生活している選手達の規律に素晴らしいという印象を持っております。
実は、チョンブリFCのはタイ国内において、選手の育成において先駆者として我々独自のスタイルを実践しており、多くの選手を輩出してきております。本年より他クラブに先駆けて新しいコンセプトのアカデミー施設を開設する事になっており、非常に参考する所が多かったです。
今後は、取り入れられる所を参考に交流を図って、ともにアジアで活躍できるクラブ作りに反映していきたいと思います」

-両氏へお伺いします。それぞれを提携先に選ばれた理由は?

叶屋「東南アジアのリーグの中で、タイのリーグが一番洗練されています。そして、チョンブリF.C.のヴィタヤ監督は、日本でのプレー経験、監督経験のある方で、日本とのつながりの強いクラブという印象がありました。タイの中でもチョンブリF.C.は非常に洗練されているクラブだと思います。

Jリーグのほうが先に進んでいるという見方もされますが、先ほどご覧いただいた映像(チョンブリF.C.スタッフ制作 http://www.youtube.com/watch?v=OSPQA2zZh9M&feature=youtu.be )のクオリティの高さ、Facebookでもたくさんのファンを抱えているなど、まだまだうちが見習う点もたくさんあると思っています。原点に帰るというか、そういう部分を感じています。

また、アカデミーなどはタイ・プレミアリーグの全チームがチームを持っているわけではない中、チョンブリさんはトップの監督が一環指導を行うなど、先駆けて投資を行っています。
日本は結構やっていると思っていても、実はそうでない部分などもこれからたくさん出てくると思います。そういう点をこれからきちんとした目で見ていきたいと思っています。

また、今年からJリーグのアジア戦略ということで、タイで試合中継が始まります。Jリーグがタイの皆さんと近くなったことがきっかけです。日本人がたくさんいることや、地理的に近いことも理由です」

ウィタヤ氏「我々チョンブリは日本人色の濃いチームです。監督もタイで唯一、日本で選手監督の経験があり、日本語も喋れます。またスタッフ、選手にも日本人がいます。
アジアの中でJリーグはモデルになっておりますし、非常に学ぶことが多いと思っています。今回ヴィッセルさんと話をさせていただいている中で、双方がアカデミーに力を入れている点など、両者の思惑が合いました。またホームタウンに関しても、お互い港町がホームタウンですし、似たような環境にあることも理由のひとつです」

[チョンブリF.C.オフィシャルサイト] http://www.chonburifootballclub.com/