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2015新体制発表記者会見 2015年1月20日

清水克洋 代表取締役社長

PHOTOみなさん、こんにちは。本日は、本当にたくさんのメディアの方にお集まりいただき、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
昨シーズン、ヴィッセル神戸はJ1復帰の1年目、2014年シーズンを1年間戦って参りました。年初、タイトル獲得という目標を掲げましたが、残念ながらシーズンの結果といたしましては、11位という悔いの残る結果となったシーズンだったと思います。しかしながら、そのなかで、昨シーズンの前半戦でチームが見せてくれた素晴らしいサッカーのポテンシャル、それも感じられるシーズンだった、そのように感じております。 これまでは、なかなか、攻撃的サッカーで、自分たちで主導権をとってというサッカーをお見せできなかったなか、5~10試合、長いスパンでしっかりそうしたサッカーを見せることができました。そのポテンシャルというのを、さらに最大限引き出していくことが、今季チームとして求められる非常に重要なポイントだと思っております。
今日ここに、今季から新しくヴィッセル神戸に加入してくれる監督、コーチングスタッフ、選手を紹介させていただきます。昨シーズンのチームのポテンシャルを、最大限に引き出してもらえる監督やコーチングスタッフだと思っておりますし、さらにチームのポテンシャル、チームの実力をレベルアップさせることができる、素晴らしい選手たちを迎えることができたと思っております。
今季に関しても、目標は、シーズンでのタイトル獲得ということ。そこはクラブとして強い意志を持って掲げて戦って参りたいと思っております。当然、Jリーグのすべてのチームが目指す目標ですので、簡単でないことは承知のうえですが、ヴィッセル神戸というクラブとして、明確にそこを目指して戦っていく、そのために非常に重要なシーズンだと思っております。
クラブとしましては、今季で、クラブ創設から20周年を迎えました。先日、チャリティーマッチを神戸で開催させていただいて、震災から20周年のタイミング、そして、クラブとしても20周年のタイミングということで、非常に重要な節目のシーズンだと考えています。その20周年のこのシーズンを、新しい体制のなかで、高い目標をしっかり、強い意志を持って追いかけていく、そのようなシーズンにさせていただきたいと思っています。 クラブのスローガンとしましては、「一致団結」、昨シーズンのスローガンを引き続き継続して掲げて参りたいと思います。チーム一同、クラブ一同、そして、それのみならず、サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、地域の皆さんと力を合わせて、一致団結して、シーズンを戦い抜いて参りたいと思いますので、今季もどうぞヴィッセル神戸にご声援、ご支援のほど、心よりお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いします。

高橋悠太 チーム統括本部長

PHOTOこんにちは、今年も強化を担当させていただきます高橋です。よろしくお願いします。先ほど、社長よりお話がありましたとおり、私も含めて、クラブにとって非常に重要な1年が始まったなと思っております。阪神・淡路大震災から20年が経ちましたし、もう1度ヴィッセル神戸が神戸という街に勇気や希望を与えるために、しっかりと1シーズンを戦い抜いて、いい結果を、最終的には神戸の皆さんとともに分かちあいたいと思っているのが1つ。2つ目に、今年から楽天グループの一員としてヴィッセル神戸は戦うことになるのですが、楽天という会社は、世界一を目指して、本当に世界と戦っている企業なのですが、ヴィッセル神戸もそこに負けないメンタリティーを持って、まずは日本、そして、アジアに羽ばたいていくようなチームに、将来的になっていくための、本当に重要な1年だなと思っております。
そのなかで、今年、編成のところの話になるのですが、まずは昨年の反省も踏まえて、昨年できたこと、できなかったことをしっかり踏まえたうえで、まずはクラブとしての、選手も含めて、メンタリティーを大きく変える、本当に優勝を、タイトルを目指すようなメンタリティーを持っているコーチングスタッフを優先的に選びたいということで、ネルシーニョ監督をお招きして、1年やっていただくということになっています。もちろん、柏レイソルでの実績もそうですが、まずはクラブとしては、ネルシーニョ監督が持っている強いメンタリティー、チームを1つにするマネジメント力というのを、すごく期待しておりますし、それが、チームと、ヴィッセル神戸と融合すれば、本当に今年はいい結果が出ると確信しております。
選手に関しても、チームとしては即戦力ということを意識して、今年は補強をしています。昨年どうしてもレギュラーが固定されてしまったりですとか、チーム内での競争が足りなくて、最後失速してしまったのですが、1年通じてチーム内での競争に勝った、本当にパフォーマンスの高い選手が試合に出て、結果がついてくるというサイクルを作るために、即戦力の補強を意識して、選手を獲得しております。
もちろん、近年、アカデミーの急速な成長を踏まえて、常にアカデミーからいい選手が上がってくるという状況になっていますし、プラス、スカウトというものも、もう1回見直して、高校、大学のトップクラス、ヴィッセル神戸を将来背負って、1、2年で試合に出ているような選手を、スカウトも含めてしっかり話をしているなかで、今年に関しては本当に期待の持てる新卒選手が獲得できたと思っております。そういう意味では若手の選手と、補強の選手が、自分のなかでも今回の補強に関してすごく満足しているような状況です。
社長からも話しがありましたとおり、掲げる目標に関しては、本当に、『タイトル』、J1でトップになるということを、もう1回改めて強くここで話しをしたいと思っておりますし、今年に関しては必ず監督のもとでしっかりとしたいい結果が出るんじゃないかなと思っておりますので、1年間、ご声援のほど、よろしくお願いします。

【質疑応答】

Q:
このオフに話し合ったなかで、今季の補強に関して、ポイントとなったことは何ですか。
A:
まず1つは、先ほどもお話ししましたとおり、昨年できたことと、できなかったことで、チームとしてはナビスコカップ予選突破などのポジティブな要素も多かったと思いますが、逆に失点の多さや、ポジションのなかでのレベルの、質の高い競争というものが欠如していた部分があったので、その辺りを踏まえて、ネルシーニョ監督とは、彼がオフのときも、ブラジルでも密にコミュニケーションを取りながら、どういう選手が必要で、どのポジションが足りていなくて、今回獲得したブラジル人選手についても、どういうパーソナリティで、どういうプレーが必要かということを、本当に密にコミュニケーションを取ったなかで、今回の補強を実施したというような形です。もちろん、初めてネルシーニョ監督を迎えてやっていくのですが、このオフは本当に充実していたなと、自分のなかでの印象もありますし、すごく密にコミュニケーションも取れたので、クラブと監督の意見を合致させて、補強ができたのかなと思っております。

ネルシーニョ 監督

PHOTO(日本語で)こんにちは。
まずは今日たくさんの方に駆けつけていただき、神戸に来ることができて、非常に感謝しております。ありがとうございます。
私にとっても、私と一緒に来た新しいスタッフにとっても、非常に特別なシーズンだと思っております。今回、自分たちがヴィッセル神戸というクラブで働く、仕事をしようと決断したきっかけの1つは、このクラブのポテンシャルだと思っております。元々、対戦相手としてやってきたわけですが、昨年も開幕から6~7割の試合で勝利に絡みながら、非常に力を見せつけていたチームですし、あともう1つは、フロントの方と話し合いながらきたなかで、勝つ意欲の非常に強い、そして、実行力のあるクラブとフロントのプロたちが揃っているから、そのように感じたから、このクラブに来ようと思いました。先ほど、高橋のほうからも話しがあったとおり、選手たちも、本当に即戦力の選手たちが揃ったと思いますし、今日来ている、私の後ろにいる新しい選手たちについて、すべての話し合い、交渉ごとにいたって、私も当然、一緒に話しながら来て、合意のもと、揃えています。チームとして本当にまとまっていこうと最初からやらせていただいてますので、非常にやりがいを感じます。あとは、昨年から引き続きいる選手たちとトモニ、新しいスタッフや仲間たちとトモニ、本当にそれぞれが役割を果たしながらシーズンを戦って、強いヴィッセル神戸として、勝者として、今季を締めくくっていければと思います。

【質疑応答】

Q:
このオフに話し合ったなかで、今季の補強に関して、ポイントとなったことは何ですか。
A:
先ほどお話がありましたとおり、自分がオフのときからも、本当にフロントと密に連絡をとりながら、選手の話を進めてきて、どこが1番のポイントとかではなく、補強というのは、このヴィッセル神戸を強くするうえで、すべての選手が大切ですから、すべての選手が大きな役割を持って、ここに来ている、ここに立っていると思いますので。とにかく、自分たちがオフの間も、今年のチーム作りのスタートのために、今日のこの日のために、本当に連絡を取りながら来ていますので、我々はスタートから地に足をつけて、この新加入した選手たちとともに、今日からしっかりと、新しい1歩踏み出せると確信しています。
Q:
目標とするタイトル獲得に最も必要なことは何でしょうか。また、神戸のどこを変えたいですか。
A:
1つ目は、私がこのキャリアで積み上げたもので、ここまで来るまでに、タイトルをとる、勝つ、という責任がなかった試しはありませんので、このヴィッセル神戸でも、それは変わりないと思って臨もうと思います。 チームにとって大切なこと、勝つチームを作るためには、戦術の整理と、当然、フィジカルのコンディション、あとは個の能力です。それらがすべて必要だと思います。そこに、我々が準備する道に、それらを乗せて、チームを走らせること。それが必要だと思っています。どこを治していくかというところについては、今日からスタートですから、これからキャンプでも練習を積んで、練習試合を重ねながら、それぞれを見て、把握して、そこから解決策、修正点というものを探していきたいと思います。
Q:
今季、具体的に、どのようなサッカーをしていきたいですか。
A:
私のサッカーだけではなく、今、本当に現代サッカーというのは、常に全員が、どんなときも守備をする準備ができている、また、同時に攻撃をする準備できている、それが90分間繰り返しながら進むものだと思っていますので、私のチームも当然、それが、全選手が、ピッチ上にいるときにはできるように、全員が味方のため、チームのために走ることができる、また、全員が攻めに走ることができる、そういうチームでなければ、今のサッカーは勝っていけないと思います。
Q:
阪神・淡路大震災から20年の節目の年に、どのようなサッカーを神戸のサポーターに見せていきたいですか?
A:
1995年、私が他のチームにいたとき、それはヴェルディ川崎なのですが、そのときにちょうど、阪神・淡路大震災のチャリティーマッチで、サンプドリアと対戦するために、神戸に来ました。あのときは、震災が起こったあと、どのくらいの期間が経っていたのかは、ちょっと記憶にないのですが。本当に、崩壊した高速道路などありましたし、しかし、街中、スタジアムに向かうバスのなかで見た景色で、本当に目に入ってきたのは、横断幕であり、『がんばろう神戸』とか、神戸の復興を願うような、そういうメッセージを、たくさん見たことを覚えています。今年も、そういうメモリアルなシーズンということで、ヴィッセル神戸が今まで手にしたことのないタイトルを取るという意味でも、ヴィッセル神戸自体が、復興を目指して街とトモニやっていきたいと思います。

安部雄大 コーチ

PHOTOみなさん、こんにちは。昨年までヴィッセル神戸U-15の監督をしておりました、安部雄大と申します。これから、経験豊富なネルシーニョ監督やスタッフのもとで、私もたくさんのことを学び、そして、勝つために何ができるのか、勝つために自分が何をしなければいけないのかというのを常々考えながら、クラブの目標達成に貢献できるよう、監督、選手をサポートしていきたいと思っております。また、クラブ創設20周年ということで、サポーターの方にも、たくさんの笑顔と勝利をお届けできるように、一丸となって頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

ピメンテウ フィジカルコーチ

PHOTO(日本語で)みなさん、こんにちは。
カルロス・ピメンテウです。フィジカルコーチです。20年間この世界で仕事をしていまして、そのうちの8年間、ネルシーニョ監督と仕事をさせてもらっています。本当にヴィッセル神戸に来ることができて幸せに思っています。精一杯やっていきます。
(日本語で)よろしくお願いします。

アレックス GKコーチ

PHOTO(日本語で)みなさん、こんにちは。
アレックスです。GKコーチです。20年間、この仕事をやっています。そのうちの8年、隣にいるピメンテウと、別のチームになりますが、一緒に仕事をした経験もありますし、彼と一緒に昨年まで柏レイソルでやっていました。もちろん、ネルシーニョ監督とも2年間仕事をしてきました。
彼を支えるためにここに来られたことを非常に感謝しています。
(日本語で)よろしくお願いします。

吉田孝行 コーチ

PHOTOみなさん、こんにちは。ヴィッセル神戸のトップチームコーチに就任しました、吉田孝行です。いよいよ2015シーズンも始まるのですが、このように素晴らしい監督、コーチングスタッフ、選手のもとでスタートできることを、本当にうれしく思っております。自分に与えられた役割というのは、主に2つあると思っております。1つはブラジル人スタッフが多いので、しっかり監督と選手の間に立って、コミュニケーションを取っていける立場になりたいなと思っています。もう1つは、やはり若い選手をしっかり育てて、若い選手からだけでなく、選手から『鬼コーチ』と呼ばれるようなコーチになっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

FW 渡邉千真

PHOTOみなさん、こんにちは。今季より、FC東京より加入しました、渡邉千真です。多くの勝利に貢献し、チームが掲げるタイトル獲得に向けて頑張っていきたいと思います。

【質疑応答】

Q:
タイトルを目標に掲げたヴィッセル神戸で、どのようなプレーでチームに貢献していきたいですか。
A:
僕はやっぱり、たくさんゴールを決めて、チームに貢献することが1番だと思いますので、まずは1試合1試合、全力で戦っていきたいと思います。

DF 安田理大

PHOTOみなさん、こんにちは。サガン鳥栖から加入した、安田理大です。ヴィッセル神戸、ネルシーニョ監督に魂をささげて、ヴィトーリア(VITORIA=勝利)したいと思います。よろしくお願いします。

【質疑応答】

Q:
阪神・淡路大震災から20年の節目の年に、どのようなサッカーを神戸のサポーターに見せていきたいですか?
A:
20年前、僕は小学校1年生でしたが、ちょうど神戸から大阪に引っ越してきたところでした。すごく大きな地震を感じたわけではないですが、親戚が神戸にいたりして、父が歩いて神戸まで助けにいったのは覚えています。神戸の街に、『がんばろう神戸』というフラッグとか、そういう文字がいっぱい掲げられていて、それはすごく印象に残っていて、20年ということで、阪神・淡路大震災が起きたことを風化させてはいけないと思いますし、僕はピッチの上で魂のこもったプレーをして、神戸のために全身全霊を捧げて、頑張っていきたいと思います。それだけです。
Q:
タイトルを目標に掲げたヴィッセル神戸で、どのようなプレーでチームに貢献していきたいですか。
A:
僕は、すべてですね。僕の持ち味をオン・ザ・ピッチでも、オフ・ザ・ピッチでも、すべてを出して、魂で戦います。

DF 高橋祥平

PHOTOこんにちは。今季より大宮から加入した高橋祥平です。チームのために全力を尽くしたいと思います。よろしくお願いします。

【質疑応答】

Q:
タイトルを目標に掲げたヴィッセル神戸で、どのようなプレーでチームに貢献していきたいですか。
A:
DFなので、失点を少なくして、毎試合(失点)ゼロに抑えられるように頑張っていきたいです。

GK 松澤香輝(まつざわ・こうき)

PHOTOみなさん、こんにちは。早稲田大学から加入しました、松澤香輝です。今季、チームの勝利に少しでも貢献できるように、新人として、魂を込めて戦っていきたいと思います。応援のほど、よろしくお願いします。

【質疑応答】

Q:
タイトルを目標に掲げたヴィッセル神戸で、どのようなプレーでチームに貢献していきたいですか。
A:
GKとしてチームを盛り上げることを第一に、チームを鼓舞することであったり、チームを引き締めることをしっかりしていきたいです。また、プレーの部分でも、GKとして身体を張ることだったり、またキックの部分も強みとしているので、そこをしっかり出して、チームの勝利に貢献していきたいと思います。

MF 増山朝陽(ますやま・あさひ)

PHOTOこんにちは。東福岡高校から加入しました、増山朝陽です。今年のチーム、ヴィッセル神戸は、十分に優勝を狙えるチームだと思っています。自分も早く試合に出て、チームの力になれるように頑張っていきたいと思うので、応援のほど、よろしくお願いします。

【質疑応答】

Q:
タイトルを目標に掲げたヴィッセル神戸で、どのようなプレーでチームに貢献していきたいですか。
A:
まずは試合に出たら、1点を必ず取ることを目標にして、点を決めて頑張ろうと思うので、しっかりそういうところは意識してやっていきたいです。

DF 山口真司(やまぐち・しんじ)

PHOTOヴィッセル神戸U-18から来ました山口真司です。少しでも早く試合に出て、少しでもチームの力になれるよう、一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。

【質疑応答】

Q:
タイトルを目標に掲げたヴィッセル神戸で、どのようなプレーでチームに貢献していきたいですか。
A:
僕はサイドバックなので、クロスの精度だったり、ビルドアップのところにこだわって、誰にも負けないようにやっていき、相馬選手、安田選手の2人に少しでも危機感を与えられるように、良きライバルになれるように頑張りたいと思います。
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