安達 貞至 代表取締役社長 兼 ゼネラルマネージャー コメント
みなさん、こんにちは。
はなはだ勝手ですが、座ってお話させていただきますことをご了承ください。

まず最初に昨年1年間大変皆様方からご声援、ご支援いただいたことを、高い席からではありますが、心より御礼申し上げます。

いよいよ2009年度のシーズンが始まります。
チームは明日から練習を開始いたします。
ちょうど来年2010年が、ヴィッセル神戸にとって創立15 周年になります。
昨年のこの席でも申しましたが、我々は2010年、創立15周年の年にアジアチャンピオンズリーグに出場する目標を掲げております。
そのためには、今年、最低でもJリーグで3位以上、あるいは天皇杯で優勝しなければなりません。
その大きな目標に向かいまして、我々は新しいメンバーを組んでまいりました。
今日、皆様方にご披露させていただくのは、新しく加入してくれたコーチングスタッフならびに選手であります。

選手あるいはコーチングスタッフひとりひとりの紹介は司会者の方からまたしていただきますけど、まず先ほど申しました大きな目標に向かうために、我々は監督をカイオ・ジュニオールにお願いしました。
より強いチーム、本年目標としている3位以上を確保するためには、なんとしても経験豊富な監督が必要であると考えました。
カイオ・ジュニオールは、ブラジルでビッグチームの監督を歴任した、非常に経験豊富な監督です。
そして、またヴィッセル神戸にふさわしい、知的な監督でもあると思っています。
また、アウミールコーチはかつて横浜F・マリノスでもコーチをしておられ、日本の経験もあります。
また、たまたま監督とも同郷でありますので、2人のコミュニケーションも十分とれるのではないかと思っています。

新しい選手はストライカー、そしてボランチ、DFを補強しました。

昨年、当初から我々にとって非常に大きな課題であった、リーダーシップのとれるDFを探しておりました。
なかなか昨年途中には見つからず、やっと宮本選手を獲得することができました。
私は宮本選手については思い入れが深いのですが、彼がガンバを辞めてザルツブルクに行くと知ったとき、彼はいつまでもザルツブルクにいるはずはない、必ず日本に帰ってくるだろうと思っていました。
そのときにヴィッセル神戸がぜひ来てほしいと声をかけたとき、「いや、ヴィッセル神戸みたいな弱いチームには行きませんよ」と言われるようなチームであってはいけないなと思っていました。
ぜひ、彼が帰ってくるまでにはそういうチームにしておこうと、自分のなかではそのときから考えていました。
それは彼も、一個人としてのプレーヤーではなく、チームをまとめるリーダーシップというところに私は非常に注目しておりました。
ガンバ大阪に彼がいるときに、私は何度か彼と話をする機会がありまして、非常にしっかりしている、人間として一人前の大人だと痛感していました。
そのときから、彼がザルツブルクにいるときも、帰ってきてからはぜひヴィッセルへ来てほしいという気持ちを持っていました。
昨年夏頃に、彼の代理人に私は「宮本恒靖くんは来年はどうするんだ?」と打診したのですが、そのときは「まだ決まっていません」と話がありました。
そして昨年の年末から今年にかけて話し合いをし、非常に可能性があると知り、今まで選手を獲得する前に三木谷オーナーに会ってもらうということは一切なかったのですが、三木谷オーナーに、ぜひ宮本選手に会ってほしいとお願いしました。
先ほどから何度も言っております通り、ヴィッセルにとってリーダーシップのとれる選手が必要だと痛感しておりましたので、大企業の経営者である三木谷オーナーの目からもぜひ判断してもらいたいと思い、1月2日に、たまたま神戸のご実家に三木谷オーナーも帰っておられたので、会っていただき、そしてオーナーもぞっこん惚れ込まれまして、ぜひ来てもらおうではないかとなった次第です。

FWの我那覇選手については日本代表で活躍していたにもかかわらず、ドーピング問題で非常に可哀想な目にあったと思います。
私は最初に新聞報道がされてから、これはおかしいと感じておりまして、その後新聞記事、チームドクター間でいろいろなやりとりをしているメールなどをチェックし、Jリーグあるいは日本サッカー協会に対して、この判定はおかしいのではないかと訴え続けて参りました。
ヴィッセル神戸の選手ではなかったのですが、サッカー界としてこれでいいのかという気持ちで、本当に協会、あるいはJリーグと戦って参りました。
その間、新聞報道などで、なにかチームから見放されたというのか、ひとりで奥さんと孤軍奮闘している様子が分かってきて、「これはかわいそうだな」と、「なんとかしてあげたいな」という気持ちを持っていました。
幸いに彼は私の願っていたとおり、白という判定がでました。
そこで彼がぜひ環境を変えて、ヴィッセルでもう一度、代表に選ばれた頃のプレーに戻ってほしいという願いからオファーした次第です。

大学卒の新人、大屋君と楠瀬君は、それぞれ特色のあるプレーヤーで、大屋君はDFならどこでもできる選手です。
大学1年の時から練習生として来てくれており、性格もプレースタイルもよく分かっている選手です。
また、楠瀬君は、ヴィッセル神戸にいないドリブラーとして、非常に秀でたものを持っていました。
日本代表と流通経済大学が試合をしたときに、ペナルティーエリアの中で、代表のDFを二人ごぼう抜きして得点を入れたこともあります。
そういうヴィッセルにないプレースタイル、これに惚れ込んで獲得しました。

また、ブラジル人FWのマルセウ選手、彼は昨年のリーグで得点9、アシストが11もあります。
センターフォワードでアシストが11もあるというのは、非常に期待できる選手だと思います。
また、監督のカイオが同じクラブでやっていたということで、彼のプレースタイルも重々理解していると、そこで獲得しました。

また、ボランチのアラン・バイーア選手は、非常に運動量の多い選手で、とにかくグラウンドの中を走り回る。
そして自分のクラブでは23歳の若さながらキャプテンをしている。
そしてボランチながら、昨年、9得点しています。

今年度の補強は、私どもとしましては、非常に満足のいく補強になりました。
先ほど申しましたとおり、リーグで3位以内を当初の目標にしてきましたが、このメンバーを見たとき、今年度Jリーグで優勝するという目標に変えました。
そして、その話を監督にもコーチにも重々伝えてあります。
ですから本年は優勝を目指して頑張ります。
そのためには、皆様方のより一層のご声援、ご支援が必要です。
選手に力を与えてやってください。
そして優勝できるよう、お力添えをよろしくお願いいたします。

私の方からはこれくらいのところで、話し足りませんけども、挨拶に代えさせていただきます。
なお、今年度の当クラブのスローガンは「トモニイコウ」という、昨年同様のスローガンであります。
これはサポーターの皆さんとトモニ戦っていきたいという思いが強いからであります。
どうかよろしくご支援のほどお願いいたします。
ありがとうございました。
カイオ・ジュニオール監督 コメント
(日本語で)
こんばんは。
はじめまして。
カイオ・ジュニオールです。
よろしくお願いします。

(ポルトガル語で)
これからはポルトガル語でお話させていただきますが、日本語でこれだけの挨拶をするのに努力して参りました。

まず、私自身、日本でいつか仕事をしたいというような夢を描いておりました。
その夢が実現し、ヴィッセル神戸で仕事をすることが可能になったことで、私は大変うれしく思っております。

私はブラジルのフラメンゴというクラブで監督をしておりましたが、そちらは非常にプレッシャーを感じながら仕事をしなければならないクラブでした。
その指揮を執っている最中にヴィッセル神戸からお話をいただき、ヴィッセルが持っている目的が非常にはっきりしていまして、まずACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場するために、タイトルないしは3位以内に入るということ、それからACLに出るんだと、その先も目標があるんだということで、その点に関して自分としては納得できるものでした。
現時点でヴィッセル神戸が優勝する、あるいは3位以内に入ってACLに出場する権利を得るということは、いまだに難しい状況にあることは変わらないと思いますが、ここにいるコーチングスタッフすべての人々、それから選手すべて、一番重要なのはここに集まるファン、それからサポーターの支援、応援があって、はじめてそういうものが実現できるのだと思っています。

日本に来る前、日本で経験を持っている有名な監督、ジーコ、オスカー、ジーニョ、エバイール、それから自分の親友でもある、今セレッソ大阪の監督をしているレヴィー・クルピ、そのほか、2年連続日本でチャンピオンに導いたオズワルド・オリヴェイラ。
彼らからもいろいろな情報は聞いておりますが、自分の持っている考え方、あるいは哲学的なものを、ヴィッセルに注入して、彼らとは違った形で、できるだけいい結果をこのクラブにもたらしたいと思っています。

私がここにいて一番満足できていることを申し上げると、非常にいい選手とクラブが契約したことに尽きます。
日本人選手のなかでも良い選手を取ってくれたし、これから開幕まで50日間の時間がありますが、その間に我々はひとりひとりの選手を分析して見つめていきます。
それで、50日後にどういうメンバーにしていくかという時間がたっぷりあるということがまず重要です。
それと50日過ぎたところで、われわれのチームがどのようになるかということに関しては、より攻撃的にしていくことと、常に点を取りに行く気持ちを外に出すことです。
応援してくれるサポーターの方たちにより感動してもらえるサッカースタイル、戦術をこれから作っていきたいと思っています。

その中でも、2人のブラジル人選手につきまして、まずコメントをしておきたいのですが、マルセウに関してはもちろん点取り屋です。
彼は得点王にもなったような、そういう経歴もある得点力のあるFWです。
もうひとり、アラン・バイーアはアトレチコ・パラナエンセでブラジル選手権に優勝し、そういうときでも、彼自身は若くしてキャプテンを務め、今回加入してくれた宮本選手同様に、非常にリーダーシップというものを持っている選手です。
そういった選手たちをぜひともご覧いただきたいと思います。

皆さん、今日こちらにお越しいただき、大変ありがとうございます。
他の国で監督をする経験を今回していますが、ブラジルで監督をしているときでも、そこから離れてくる決断というものは非常に重いものでした。
ブラジルに多くの友人、家族を残してきましたが、今まで申し上げたヴィッセル神戸が持っている目標、目的を、皆さんの力を借りながら、われわれコーチングスタッフや選手が、みんなで真摯に仕事をしていけば、必ず実現するものと、皆さんにぜひ信じていただきたいと思います。
自分自身もそのことを信じているつもりです。
それには皆さんの応援というものがとても大切になるので、よろしくおねがいします。

(日本語で)
 ありがとうございます。
アウミール・ドミンゲス コーチ コメント
(日本語で)
 みなさん、こんばんは。
よろしくお願いいたします。

(ポルトガル語で)
まず、先ほどちょうど真っ正面の中央にブラジル国旗を掲げてくださっていただいたこともあり、この瞬間、自分のなかで皆さんと親しい関係になれたと思います。
昨年日本とブラジルは交流100周年と記念すべき年でもあり、ここで皆さんと知り合いになれてうれしく思います。

まず、チームが強くなると皆さんとの関係もより深くなりますし、そういった意味ではこのヴィッセル神戸が強くなるよう自分は努力していきます。
自分をコーチとして選んでくれたカイオ・ジュニオール、それからヴィッセル神戸からオファーをいただいたことにものすごく感謝しています。
サッカーはどこでも一緒でしょうけど、先ほども言いましたように、強くなれば、サポーターの方たちがより近くなるということになります。
私としては日本で働くのは今回2度目になります。
先ほどから皆さんが申し上げているような、そういう目標を達成するのに対しては、皆で協力すれば、できることだと信じています。
(日本語で)
ありがとうございます。
Muito Obligado!!
前田浩二 コーチ コメント
皆さん、こんばんは。
今年5年目となります。
緊張しておりますが(苦笑)、まず5年目を迎えることでこのクラブ、そして皆さんに感謝申し上げたいと思います。
クラブ理念であります「ヴィッセル神戸に関わるすべての人に幸せを」という理念がありますが、その理念に基づいて、社長、監督のお話がありましたとおり、優勝を目指して、ここにいる選手、そして今日来ていないスタッフ、選手とともに頑張っていきたいと思います。
大変荒波の航海だと思いますが、皆さん方のお力も必要になりますので、今日ここに来ている、また多くの子供たちに夢と感動、また勇気を与えられるようチームになるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします!
菅野淳 コーチ コメント
皆さん、こんばんは。
フィジカルコーチの菅野淳です。
本来ならば日本に来るブラジル人監督というのは、ほとんどがブラジル人のフィジカルコーチを連れてくるところなんですが、今シーズンはカイオ・ジュニオール監督が私のような日本人のフィジカルコーチを選んでくださいました。
その期待に応えられるよう、何とか頑張っていこうと思っております。
このカイオ・ジュニオール監督が率いるこのヴィッセル神戸の、このチームに今シーズン参加でき、非常に光栄に思うと同時に、何とかこのチームの目標、あるいは監督の目指すサッカー、そして皆さんとともに頂点に立てるように、フィジカル面から貢献しようと思いますので、是非皆さんも応援よろしくお願いします。
武田治郎 GKコーチ コメント
みなさま、あけましておめでとうございます。
私は今年で10年目になります。
このクラブで働くことをすごく感謝しています。
そしてサポーターの皆様と戦えることを、誇りに思っています。
目標は優勝、そしてすばらしいGKを育てていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。
安達亮 分析担当兼コーチ コメント
皆さん、こんばんは。
今年からトップチームのほうで分析担当が主な仕事なのですが、主に相手のスカウティングなり、自分のチームの、ヴィッセルの分析をしていきます。
カイオ監督とともに、今年に関しては目標がはっきりしていますので、みなさんよろしくお願いします。
DF宮本恒靖 選手 コメント
皆さん、こんにちは。
レッドブル・ザルツブルクよりヴィッセル神戸にこのたび移籍して参りました。
今日こうやって初めてヴィッセルのサポーターの皆さんの前に来ることができて、また暖かい拍手やお言葉をいただき、すごくうれしく思います。
こうやって皆さんの前でお話することで、これからやらなければならないという責任を感じますし、僕自身これからのチャレンジを楽しみにしています。
ぜひ、いい成績を残して皆さんと祝えるようにしたいと思います。
頑張ります。
よろしくお願いします!
FWマルセウ 選手 コメント
(日本語で)
こんにちは。
はじめまして、マルセウです。
よろしくお願いします。
(ポルトガル語で)
今、この場所に立つことができて、非常にうれしく思っております。
私は昨年グレミオ(ブラジル)でプレーして準優勝することができました。
いい成績を残せましたが、こちらのヴィッセルでもいい成績を残したいと思っていますし、皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいと思っております。
1年間よろしくお願いします。
MFアラン・バイーア 選手 コメント
(日本語で)
こんにちは。
はじめまして。アラン・バイーアです(笑)。
(ポルトガル語で)
私もヴィッセルのユニフォームを今回着させていただくことができ、非常にうれしく思います。
今回私とマルセウ、そして監督とコーチもブラジル人、そしてボッティという選手もいますが、われわれはチャンピオンになるため、チームの目標を達成するためにわざわざブラジルから来ております。
皆さんと一緒にこれから戦っていくわけですが、ぜひわれわれに期待してください。
そして、力を貸してください。
そうすることによって、結果を残し、皆さんと一緒に喜びを分かち合えると思います。
1年間よろしくお願いします。
FW我那覇和樹 選手 コメント
皆さん、こんにちは。
川崎フロンターレから来た我那覇和樹です。
まずは、ヴィッセル神戸という素晴らしいチームの一員になることができ、うれしく思います。
チームを勝利に導けるようなゴールを1点でも取って、皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。
そして、チームの目標である、優勝、そしてACL出場に向けて皆さんとともに戦っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
DF大屋翼 選手 コメント
こんにちは。
関西大学から来ました大屋翼です。
大学時代はよくご飯を食べるので、みんなからあだ名が「牛」と呼ばれていたのですが(笑)、神戸ではモーヴィに負けないように、1日でも早く試合に出られるよう頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。
MF楠瀬章仁 選手 コメント
皆さん、こんにちは。
流通経済大学から来ました楠瀬章仁です。
自分の持ち味はドリブルなんですが、見ている人がキュン♪となるようなドリブルをして、チームの勝利に貢献できるよう頑張っていきたいと思います。
ありがとうございます。
GK徳重健太 選手 コメント
皆さん、こんばんは。
あの、浦和レッズから、来ました徳重健太です(苦笑)。
自分は今、ここにいさせてもらいますが、3年半、約4年神戸でプレーして、何も気持ちの面で変わることはありません。
ただ、今来てくれている皆さんや、神戸の皆さんが、幸せな気持ちになれるよう努力していきたいと思います。
よろしくお願いします。
DF丹羽竜平 選手 コメント
えーっ、こんにちは。
僕は3シーズンぶりにセレッソ大阪への期限付きから復帰になったんですけど、ちょっと緊張しているので、そんなに堅く聞かないでください(笑)。
セレッソで2年間やらせてもらったんですが、正直神戸に帰って来れないと思っていました。
でも、神戸に帰って来れたので、うれしく思い、前以上に神戸を好きになって、みんなでJ1チャンピオンという目標を持って、このチームでやっていきたいと思います。
前以上にサッカーを頑張るので応援よろしくお願いします。
新ユニフォーム紹介
MF馬場賢治選手
Q:新しいユニフォームの着心地はいかがですか?
「こんにちは。
とりあえず、もう、これだよと言われた瞬間に、『あっ、すごいな』と思って。
生地がすごい伸縮性があって、着やすいというのと、あとポイントは短パンとユニフォームのラインが揃うというところがポイントらしいので、もしこれがずれている選手がいたら、皆さん指導してあげてください(笑)。

Q:今日のご自身のユニフォーム姿の星はいくつですか?
「もちろん星3つです!」

Q:今年の抱負をお願いします。
「2年目なんで、もう新人という言葉はないと思ってるし、昨年はリーグ戦で点が取れなかったので、いち早く点を取って、皆さんに勝利をプレゼントできたらいいなと思っているんで、今年は飛躍の年にしたいと思っています。
今年も1年よろしくお願いします」

FW上谷暢宏選手
Q:ユニフォームを着た感想は?
「着た感想は非常に軽く、夏場、汗をかいてもすぐに吸収して乾くような、まあ、そんな感じの着心地です(苦笑)」
Q:今年の抱負をお願いします。
「先輩方のプレーをどんどん見て、学んで、ちょっとでも成長できるように、そして早く試合に出られるように頑張りたいと思います。
よろしくお願いします」